![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108002950/rectangle_large_type_2_442da814dd0f86a84490ad1a33701620.png?width=800)
【製図】要求室へは廊下からアクセス(場と動線の関係)
課題条件として求められている要求室へは,廊下や通路部分からのアクセスが原則となります.しかしながら,2023年前半戦通信添削4Bにおいて,閲覧室を一般開架スペースから通路等を介さずに直接アクセスさせている答案が目につきました.課題4Aでは,課題条件に閲覧室へは,「一般開架スペースからアクセスする」と条件指定されているため,↓図のように通路等からのアクセスでなくても構いませんが,課題4Bではその条件指定がないため,一般開架スペースという「場(=動線でない)」からの直接アクセスはNGだと考えてください.
![](https://assets.st-note.com/img/1686522918411-mGLfSsjxmf.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1686523376445-jr6R5UEzE6.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1686523587621-GNlLm3BrzV.png?width=800)
↑のプラン(課題4Aの模範解答例)では,課題条件より,一般開架スペースとう場から直接アクセスさせている.ただし,避難経路については,場(一般開架スペース)を経由させず,直接,西側の廊下から直通階段へと避難させる計画としている.
✅ポイント
・場(=要求室など)と動線(廊下や通路部分)は別々に考える.
・特記なき限り,要求室は,廊下等からアクセスさせる.
・過去の課題条件を反射的に,追加条件にしない.
・試験においては,課題条件こそがすべて.
・条件指定されていることだけを機械的にやる.
判断に悩んだ時にだけ,実例などに基づいて自分で考える.
・そのトレーニングのために,課題A,Bの2つを用意しています.
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?