【製図】プランニング力強化(国語力開発講座)
本番になると合格答案からズレた少数派プランを作成してしまう,または,そもそも,プランニングに時間がかかり過ぎるという方は,プランニング力を強化しましょう.与えられた課題文をひたすら解いていてもプランニング力は上達しません.
プランニングは,言葉に似ています.相手にこちらの考え方を伝えるコミュニケーション手法の一つでもあり,文法のようなものが存在します.良いプランとは,文法が破綻してないプランであり,逆に,トンチンカンなプランは,文法が破綻しています.それでいて,そういった文法を学べる場はありません.プランニングの文法を理解できれば,やみくもにプランニングせずに,2手先,3手先を予測しながら,プランニングできるようになり,手戻りも減ります.したがって,エスキス時間も大幅に短縮されます.
プランニングの文法を学ぶには,まず,製図試験のウラ指導2021年版(学芸出版社)のP105~124までを読破してください.丸暗記するつもりで繰り返し,読みなおしましょう.気づいたことは,赤ペンで描きこんでいき,ゾーニングのくくりや,動線については,色分けしていく↓
本番で,プログラム図(=ゾーニングと動線の関係図)が間違っていたら,もしくは,プログラム図がプランニングにキッチリと反映されてなかったら失格(不合格確定)です.プログラム図(通称/P図)は,合否の命運に直結する最も重要なポイントだと肝に銘じてください.
◆昨年(令和2年/2020)の一級建築士「製図」試験合格者『マッシー』さんに,後半戦での国語力開発講座の活用法をアドバイス頂きました↓
【参考】
製図試験のウラ指導2021年版の動画解説は,↓
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