【製図】採点ノウハウ体験会（受講生限定）

昨日は，午前1時過ぎまで，前半製図試験対策の指導方針について作戦会議．一級建築士「製図」試験の場合，不合格となってしまう減点要因は２つある．

一つは学科試験同様に，「とりこぼし」だ．「とりこぼし」とは，大半の受験生がやらかさないミスを自分だけやらかしてしまうことだ．読み落とし，読み間違い，思い込みによって，課題条件違反を含め，法規，構造，設備などのプランニングうんぬん以前の基本的部分のミスが原因だ．添削でミスを指摘されても，自ら改善する意識がぬるいと，再度，同じようなミスを繰り返してしまう．

忘れないで欲しい．昨年の製図本試験でも，合格する実力がありながらも，この基礎的ミスによって，不合格となってしまった製図受験生は多かった．そういった受験生に，いかに自分の答案内容の採点を自分ゴトとして考えてもらうか．

結論として，ウラ指導は実験的取組みに挑戦する．このまま，課題文を解かせて，添削し，ミスを指摘し続けていても受講生のミスを改善できない．

そこで，前半戦通信添削受講生を対象とし，オンライン上で採点ノウハウ体験会を企画します．僕たちが採点の仕方を教えていくので，それをZOOMで繋がった状態で，受講生の皆さんには，ご自分の答案を一つずつチェックしていってもらう．不明な点があれば，チャットで質問してもらう．

尚，参加者は，前半戦通信添削第二課題の提出者に限られて頂きます．提出できなかった方は，別の受講生の答案をダウンロードして添削してみましょう．同時に，そのミスをやらしている受験生の割合もヒアリングしたり，やらさなかった受講生の考え方も共有したりします．

詳細は，コチラ．