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【製図】一発合格者「にゃにゃん」さんの勉強法

2022年(令和4年)の製図試験に教育的ウラ指導の製図試験対策(コチラ)のみで合格されたにゃにゃんさんに製図試験突破ノウハウをヒアリングさせて頂きました.

にゃにゃんさんの本番までの勉強内容についてのインタビュー動画は↓

にゃにゃんさんの本番での解き方(動画)は↓
・再現答案はコチラ
・本番でのエスキスはコチラ
・課題文はコチラ


過去問題研究講座の活用法(どういった勉強をしたか,どのように勉強するとよいか?)

学科試験では、通勤電車が主な勉強場所だったのですが(合格ロケットのみで学科突破)、製図試験では電車の中でできることが限られてしまいます。その為、時間を有効に使いたくて、通勤電車内で過去問研究講座の動画を見ていました。

タイミング的には勉強を始めた頃と、終盤の仕上時に学習しました。

前半は何をやっても成長実感が無く、とりあえず前に進むために動画を視聴しましたが、情報量が多く感じて、お腹いっぱい状態で、ただ見ていただけ、BGM代わり状態でした。

終盤の仕上時は、課題文との向き合うための情報の拾い方や、ビックリ箱の処理の仕方を学ぶために再度、動画を視聴しました。ウラ指導の課題を血肉にした後だったので、この時は「はいはい、なるほどね〜」という感じで吸収できたと思います。

5課題だけでは過去に出題された知識を網羅できないと思っていたので、直近の試験問題については3回程度は見返したと思います。(1.5倍速)


■ 国語力開発講座の活用法(どういった勉強をしたか,どのように勉強するとよいか?)

前半〜中盤に「このプラン、自信ありますけどどうですか?」、「この計画、良さそうと思いますが、もっと良い方法ありますかね?」っという感じでプランを作成、提出し、全てNG判定頂きました!

中盤~後半では、国語力開発講座の課題の条件を更に崩して設計していたので、提出はできませんでしたが、個人的にはイケてるプランを自分で作れるようになっていたと思います。

国語力では、「もっとこうした方が良い」というところに赤チェックが入っていたので、逆に赤チェックがされていないところは、せねばならないことではなく、望ましいところ or 無難なところと判断し、そういった目線で他の受験生の提出図面を観察していました。

また、そこで得た物をフリープランニングでやってみて、自分の力量に見合うテクニックか判断し、取捨選択していました(自分で再現できないものを捨てる)。

国語力(またはフリープランニング)は、平日仕事終わり後の勉強でも1日でエスキス完成し、次の日に作図すれば、2日でワンセット、メリハリ良く勉強できるので、大好きな講座でした。

オススメの勉強方法、というか国語力の醍醐味は、他の受験生の提出図面を観察して、ノウハウを盗めることだと思います。


■ 通信添削課題の活用法(どういった勉強をしたか,どのように勉強するとよいか?)

■第1~3課題
まず初見で解くと、時間大幅オーバー&自己添削で余裕のランク4でした。その後、チェックリストをこなし、ある程度の知識を得た状態で、2回戦目をやりますがそれでも時間オーバー…

3回戦目は、課題ごとに公開される解説動画を視聴し、模範解答例を復元する気持ちで解いて、合格プランを作りました。

4回戦目(解き直し4回目)に全てを踏襲して、模範解答と自分の思考をミックスしながら、今の自分にとって最高なプランを作り、それを提出しました。

そして、ぶっちぎりのランク4でした!


■第4課題~ウラ模試(一発逆転模試)
初見では時間内に終わった課題はありませんでした。そして自己採点で安定のランク4です。

課題間のスパンが短くなってきたこと(課題が毎週公開)と、エスキス、作図が少し早くなっていたので、解説動画を見るまでに3回戦くらいやって、その中で1番自信があるプランを提出しました。

数回はランク1のプランを作成できましたが、模範解答例とはブレがあるので、出題者の意図をくみ取れていない、中途半端に自分の悪い癖が出てしまったと思っていました。

全課題、他の受験生の図面を観察し、自分と似ているプランのランク1と3、4を比較、似ていないプランの脳内逆エスキス、多数派プランの分析をしました。

終盤には記憶が薄れてきた前半の課題を解き直し、少し改変して解いたりして、確実に血肉にする意気込みでいました。

オススメの勉強方法は、ランク3、4の他の受験生の図面を見て、一発アウトは何かを分析し、自分の中でのボーダーを明快にすることだと思います


■ 本番での心構え(本試験日直前にもご覧ください)

自分はプランが下手な受験生という事を自覚し、他の受験生より良い物は作れない、仮に出来そうでも作らない覚悟で挑みました。

「この程度のプランしか作れませんでした!」、「でも要求はギリギリ守りました!」、「書かないといけない事は漏れなく全部書きました!なので、なんとかランク1を…お恵み下さい…」
という気持ちでいました。

割り切りすぎて、学科試験の時よりもプレッシャーが少なかったです。

とにかくチェック、何回もチェック。細い減点を防ぎ、何とか生き残る!

出題者の意図をくみ取り、対応しました!っとアピールする!(文字では書かない、できるだけ図面で伝える)

詳しく書くとボロが出るので、フワッと書く!

字が汚いので、パッと見は綺麗っぽい図面を作る努力をする!

出題者は人間、採点者も人間、私も人間、みんなでよろしくやりましょうよ!っと思っていました。


以上

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