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【日本建築史】西本願寺飛雲閣(ひうんかく)

前回からの続きです.

数寄屋造り(正式には,数寄屋風書院造り)の建築で一級建築士「学科」試験に出題される建物は2つしかありません.

桂離宮と今回,ご紹介する西本願寺飛雲閣(にしほんがんじひうんかく)です.学科試験には,平成13年に出題されています.

【計画科目/問題コード13252】
西本願寺飛雲閣(京都府)は,外観,内部ともに住宅風に造られており,軽快で奇抜な意匠が施されている.

【解説】
「西本願寺飛雲閣(1586年頃安土桃山時代,京都府,寺院)」は,外観,内部ともに住宅風に造られていて,仏殿としての性格を全くもたない.また池に臨んで建てられているために,唐破風をもつ船入の間を入り口とする
など,軽快で奇抜な意匠が施されている.

また,この西本願寺飛雲閣は,金閣寺銀閣寺と並ぶ京都の三名閣の一つとしても数えられております.

【解答】〇
 続く

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