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【製図】合格者あんじぇらレポート

令和3年の一級建築士「製図」試験に合格されたあんじぇらさんから,学科試験終了後から製図本試験日まで学習プロセスをまとめたレポートを提供して頂きました.後進の製図受験生の皆さんの参考にして欲しいとのことです.ちなみに,あんじぇらさんは,学科試験に合格された際も,合格までのプロセスを後進の受験生たちへ共有してくれています.コチラ

あんじぇらさんは,過去に製図試験を受験されたことはありましたが,不合格となってから10年が経過しています.したがって,初受験と同じ状態からのスタートとなります.この製図試験の恐ろしさを体感しているため,合格までの詳細な学習記録をつけてくれました(以下参照).また,あんじぇらさんの場合,普段は,海外の大規模プロジェクトのマネジメント業務がメインの仕事であるため,製図試験規模の建築設計の実務に直接,携わっておりません.そのため,建築法規が苦手で,学科試験の時も建築法規の勉強に悩まされていました.

そんなあんじぇらさんの合格ストーリーを以下に公開します(時間のない方は,You Tube動画をご視聴ください.コチラ.)これほど詳細に製図合格までの学習記録をまとめてくれた歴代合格者は存在しません.


◆製図試験の勉強計画(2021年7月作成)

◇前提条件

本試験日は2021年10月10日(日)なので、あと約3か月=90日
はじめの10日間は、準備及び情報収集に充てる。
ウラ指導の講義は8月から開始されるとして、課題対策としても有効期間(学習可能期間)は60日。

ウラ指導の課題は5課題+一発逆転模試1課題の計6課題

◇第1課題 8月13日(金)課題公開 8月24日(火)提出締切
◇第2課題 8月20日(金)課題公開 8月31日(火)提出締切
◇第3課題 9月 3日(金)課題公開 9月14日(火)提出締切
◇第4課題 9月10日(金)課題公開 9月21日(火)提出締切
◇第5課題 9月17日(金)課題公開 9月21日(火)提出締切
◇一発逆転 模試 9月

6課題を最低2パターン作成するとして延べ12パターンの練習をする場合、1パターンの勉強に約5日(60日/12=5日)かけられる。安全を見て1週間に2パターンの実行を目標とする。

◇ロードマップ(合格までの計画表)

月別スケジュール:
⚪7月3週目 道具の購入・調査・学習計画の立案 トレースの開始
⚪7月4週目 トレース2年分 過去問分析・要点の計画のまとめ開始
⚪7月5週目 トレース2年分 過去問分析・要点の計画のまとめ
⚪8月1週目 トレース2年分 過去問分析・要点の計画のまとめ
⚪8月2週目 第1課題
⚪8月3週目 第2課題
⚪8月4週目 復習
⚪9月1週目 第3課題
⚪9月2週目 第4課題
⚪9月3週目 第5課題
⚪9月4週目 一発逆転模試

●あとは成り行きで復習など

◇毎日やること

Twitterで勉強したことを発信、1日の振り返りと明日検討すること

◇ 勉強時間目標

⚪平日は一日3時間を目標とする(朝1時間・昼0.5時間、夜1.5時間)
⚪休日は一日10時間を目標とする(朝1時間、午前中3時間、午後3時間、夜3時間)
一週間あたりの合計35時間が目標

◇使用した教材や参考になった情報

ウラ指導の資料と動画
⚪書籍(製図試験のウラ指導、一級建築士製図試験独習合格テキスト)
イチケンさんのZoom講義

◆ スケジュールと勉強の仕方

◇7月

目標:情報収集、作図力定着、参考書や資料の読み込み、過去問の分析

⚪製図の道具を準備し過去の標準回答例をトレースすることから開始。テキストやYoutubeから情報を得て自分なりの方法を探す。作図(トレース)は最初は8時間かかったが、3回目ぐらいで4時間を切ることができた。

⚪市販の製図のテキストを2冊(製図試験のウラ指導、一級建築士製図試験独習合格テキスト)を購入しました。いまとなっては、熟読したとは言い切れないのが反省。

⚪製図の課題が発表になってから、関連する情報をネットや図書館で収集した。

⚪ウラ指導の教えに基づき、作図の手順確立と基本エスキスの確立、記述の模写に集中することを心掛けた。作図の手順は仮説を立て手順書を壁に貼りながら製図を行い、書きずらい点をぎりぎりまで改善していった。(下記参照)

◇作図練習時期のメモ

トレースをした際に、書き方が分からないところ、改善が必要なところをメモして、次のトレースで少しづつ改善できるようにした。最初から完璧を目指さず自分に合ったレベルで。

以下が実例画像
7月16日
7月18日
7月20日
7月22日
7月23日
7月24日
8月8日

⚪ 過去問の研究については、たいしてできなかった。

⚪課題文の5分読み→要件の書き出し→標準回答例や模範解答例をざっと確認→動画視聴→ゾーニング色塗り→作図練習を兼ねてトレース (8月前半まで)

⚪法規関連の課題文表現方法・標準回答例の表現方法の確認

⚪今、振り返れば、逆エスキスをしたりすればよかった。

◇8月

目標:課題の建築物を理解し、課題の解く順序を身に着けて、作図の方法を確立する

⚪集合住宅の課題を開始。課題ひとつづつものにしようと、解説や動画の内容をひとつづつ理解する。

⚪1回目は時間を気にせず課題を解き、どこで悩んだのかを明確にし、どう判断すればよかったのかを理解していくようにした。課題は3回は解くようにした。

◇課題ごとの反省メモ

反省メモの実例1
反省メモの実例2
反省メモの実例3

⚪1回目は時間を一応意識しながら解きましたが、5課題すべて時間内にエスキスを完了することはできませんでした。一夜を超すこともありました。ですが、このままでは試験にならないと思い、3課題目ぐらいからは、エスキスが完了しなくても作図をするようにしました。もちろん成立せずにボツになることもありました。

⚪2回目は1回目の反省や勉強仲間とのディスカッションを踏まえて自分なりに解きなおしました。

⚪3回目は模範解答例を参考に、エスキスでどう考えれば模範解答例に近く考えることができるかを検討したうえで、6時間半でどのようにそれを実現できるかを模索しながら解きなおしました。そして自分の案と模範解答例とどちらが計画しやすいか、を体感し、本番でエスキスのどこで判断できるかをイメージしました。

⚪法規の確認として、道路斜線、北側斜線、採光、バリアフリー階段などの習得。

⚪住戸タイプの研究、I・L・中廊下・ボイドなど・コア打ちのまとめ。
⇒これは確認しただけになってしまって、最後まで自分なりの選択方法が確立できなかった。

◇コア打ちのまとめ

住棟と室数・採光の関係
住戸面積と寸法の関係

⚪オンライン勉強会に誘っていただき、他の方と課題について意見交換をする。他の受験者が自分の案を論理的に説明している姿を見て、愕然とした。自分は説明できなかったので、これからはそうできるようになろうと思った。

⚪1課題目に荘司先生にZoom講義をいただいた時、おかしなアプローチ計画をしてしまい、荘司先生に「周辺環境を自分の中で3Dでイメージするように」とご指導いただいた。すぐに見抜かれたこのポイントが結局自分の最大の弱点で、最後まで自分自身を苦しめた。

◇9月

目標:パターンを身に着ける、複数案を導けるようにする。

⚪エスキスに時間がかかってしまっていた。情報整理まで30分、階振りに5分、器取りに10分、ここまではよい。その後がどうしても決め打ちになってしまう癖がある。決め打ちにした場合、上手くいかなかったときの挽回ができないことに気が付いた。9月後半からウラ指導流6マル法の実践をして少しずつ改善していったが、本番までに6マルマスターは間に合わなかった。

◇6マル法で骨格を決めてから細部を決定する流れ・ステップを検討

実例1
実例2
実例3
実例4
実例5
実例6

⚪他の方の図面を見て、どのようなミスを行うのかを確認した。一日1、2枚から。いつ自分がミスしてもおかしくないし、気が付かないままたまたまミスしていなかったことが多かったので、勉強になる。

⚪記述は毎朝課題への回答を記述する練習をした。1課題を2日に分けて行う。どの程度時間がかかるのか、そしてその回答は自分のものになっているかの確認になる。週末に、わからない点を纏めたり、省エネ・セキュリティ・動線・設備、等のテーマごとに何がかけるのかを整理した。また、課題から要点の記述を勉強するのではなく、自分なりに建築物をアピールしたい点でプランに影響のない点を記述するとしたら?というテーマで勉強したのは効果があったと思う。

◇要点記述のアピール ポイントのまとめ

可能な限り、プランに影響のない記述内容をまとめた(つもり)。

以下は実例画像
実例1
実例2
実例3
実例4
実例5
実例6
実例7

⚪一発逆転模試は時間制限のプレッシャーに頭が真っ白になり、かつ、いつもできないことは模試でもできずに目標時間内にエスキスがまとまらず、とりあえず作図したが、面積不足の住戸を作ってしまった。その後1週間ほどパニック状態になったが、それでも模試の解きなおし、別パターンの試行を行った。

⚪作図時間短縮の試行錯誤の結果、柱を記入した後はフリーハンドを取り入れることにした。

◇10月 直前

目標:今ある力で戦いぬく

己を知り,敵を知る

⚪ 直前は試験と同じ時間帯で解く練習をした。ただし手順や時間の管理、作図のみ。試験と同じ時間帯で解く練習をして、次の日にはうまくいかなかった点や気になる点を調べたり、という流れ。

◇直前期のタイムマネジメント(本番で自分の進捗を把握するため)

実例

⚪ 法規をノートや動画で再確認し、自分で説明できるようにまで定着させた。

⚪ 試験元はどんな集合住宅を求めているのかなあ、、、と考えた。高齢者は昨年出たから子育てかな・・私だったら学習塾・本屋・カフェかなあ、、、。そうすると直接住宅ゾーンから学習塾に行けると楽だなあ、、。などと考え、最後の国語力の簡易プランで検討した。

⚪ミスした点を洗い出し、2度とミスしないように手順に確認を組み込んだ。これは直前期が良いかも。

直前期のミス対策メモ(自分のしがちなミスを把握し、本番でチェックの優先順位をつけるため)

⚪最後にウラ指導の先生方にZoom講義をいただいた際のアドバイスが印象的で、本番にポジティブに影響したと思う。

⚪石黒先生にエスキスの質問をしたところ、深いため息の後「いまさらそんなこと考えても間に合わないから、今ある知識でやりきることだけを考えて!」

⚪自分で考えた国語力プランを見せたところ、石黒先生から「室内ばかり考えている印象で、周辺環境を全く考えられていない。そんな建物を建てたいと思う?店舗は集客を考えて!」(お怒り気味で)

⚪前日のTwitterでは、室名と法規を落とさないことと法規を守ることだけを考える、と決意し発信。

前日のツイート

◆試験本番

2021年10月10日当日

⚪前日に眠れず、横になったものの3時間ほど就寝。みんなそうだと思うこととした。

⚪会場のXX大学に到着し、製図板をセットする。スペースが狭い。周囲は自分より若い人が多くて、少し肩身が狭いが、こればかりはしかたがない。入り口でN学院から借りた枕を活用する。養生テープも持参していたので、製図板がずれないように固定。一通り前後左右の方と製図板の位置決めで諸々コミュニケーションをとり、調整する。いつも家では道具を右側に置いていたが、本番は左側になってしまったのでやや気持ちが悪い。

⚪試験開始前に断面図の作図練習をして心を落ち着ける。

⚪課題は直前に自分が考えた学習塾とカフェがでたので、少しうれしかった。直前にウラ指導の先生から指導された「店舗は集客を考えて」が頭の中でこだまする。店舗は東側死守。

⚪2面道路で4mと8mの違い、そして駅近の敷地が出題された。「周辺環境を考えて」と第一課題で荘司先生からのアドバイスがよぎる。住宅の出入り口は駅に近いほう、東が無理でも東側もしくは北寄りを意識したいところ。私の実力だと難しいかもと思いながら・・

⚪面積制限がない。イチケン先生が講義で「一級建築士であれば面積制限なんて言われていなくてもできるべきでしょ」、っておっしゃっていたのを思い出す。そういうこともあるか。。。

⚪住戸の戸数指定がない!であれば最低限満たしていればいいや。私には加点を狙うのは無理。

この判断が合格の扉を開いた(自分と向き合い続けたことによる)

⚪住戸を南にすべて並べるか、東西か。どちらでもよさそうだけど、どっちが楽かな?

⚪作図に入ると緊張からかグリッドや柱を何度も書き間違えていつもの何倍も消しゴムを使うほどテンパっていた。そんな時に、後ろの方から「すみません、すみません」と言われ、振り向くと「ドラテを貸してもらえないですか?」。へえ、忘れる人いるんだ・・と少しリラックスした。ドラテを渡して落ち着こうと一息つく。

⚪作図中に住戸部分からの避難階段が学習塾内に下りてしまうことに気が付いて混乱した。手を止めてはだめだと思い、ほかの単調なところを作図しながら、「落ち着いて、落ち着いて。どうすればよい?どうすれば?」と自分に問いかける。「1.5回転させて建物外に逃がそう」と自分は今までやったことのない高度テク?を適用することを思いつき、少し緊張しながらもこんなもんかな、と作図した。一件落着かどうかはわからないけど、意図は通じるだろう、と。もう忘れよう。

⚪その後作図している最中にこれはダメだなと徐々に思い始める。廊下幅がXとY方向で異なってしまったり、面積要求が守れていなくて作図しながら修正したりと時間がかかっていた。とにかく図面をまとめよう、ランクII狙いで、と意識を変える

この判断もよい.テンパるくらいならハードルを下げよう.

⚪最後の10分ぐらいとなった時、表現(植栽やタイル、トイレ内)やアピールの記述がほぼできていなかった。これらを書きたい気持ちを抑えて、今日の目標である「室名と法規を守ること」を徹底することとした。道路斜線の記入も、できれば東西道路の両方書きたかったが、西は明らかにクリアしているので優先順位は低いと勝手に判断した。寸法、室名、面積、法規関係の確認を行った。この最終チェックで延焼ラインに直行した防火設備(窓)を1つ落としていることに気が付く。すぐに書き込む。オートロック表記も一つ落としていたので書き込む。最後に西側道路の道路斜線を書き込みたかったが時間がなくて無理と判断。便器を少し書き込んだぐらいで終了。

「選択」と「集中」が成功の秘訣

◆試験直後

⚪感想としては、できなかった。

⚪ いつもそうだけど、なぜかセオリー通りに考えられない。これは、大枠からセオリーを当てはめて、細かいところは調整する、という考え方に調整することができなかったから。できることを当てはめてしまった。

⚪法規は守っていると思うが、プランがうまくできなかった。

⚪店舗は集客性を考慮して東側に向けたが、居住者の利便性や心地の良い住戸レイアウトを作ることができず西側にバルコニーを向けた住居が多くなってしまった。住戸エントランスを北側にもっていけばよかったのにできなかった。

⚪エスキスをバイコマだけで作図するのは無理があった。作図中に修正が多すぎた。

⚪情けない気持ちでいっぱい。

◆その後

⚪検証会で気が付いた「屋上庭園に共用室からしかアクセスできない」こと、で絶望
⚪検証会で気が付いた「東寄りの南からの住戸エントランスは少数派である」、で絶望
⚪道路斜線の未記入(西側道路)、で絶望
⚪在宅勤務スペースの記入忘れ、で絶望

◆合格後の感想

⚪なぜ合格できたのかはわからないです。何かを守っていたとしたら室名と法規。

⚪学科と異なり、製図は達成感が得られなくて期間中ずっと辛かった。
「できる気がしない→やるしかない→模範解答を自分のものにしたい→間に合う気がしない→手を動かすしかない→少しわかってきたかも→時間制限だとパニックでできない→どうすれば早くできるのか?→大きなミスだけはしないようにするしかない→またミスをしてしまった、できる気がしない・・」のループでした。

結局、あきらめずに毎日少しでも手を動かして、課題で共有されている思考回路とテクニックを自分なりに身に着け図面にしながら、自分の弱みを把握して対策をして、なんとかぎりぎりで合格できたのではないかと思います。建築設計の経験はなく、最後まで落ちこぼれていたと思いますが、やるしかないと思い、前日まであきらめずに少しでも合格に近づけるよう行動に繋げていたのかもしれません。

⚪今回不合格で、またもう一度やるなら、過去問の分析を徹底的にやろうと考えていました。ここは試験を受けてみてその重要性が体感できました。

⚪製図は特に、勉強仲間の存在が非常に大切だと思いました。自分で勉強したことや考えたことを共有する場の存在の有難さを実感しました。仲間がいて寂しくなく心強いというだけでなく、考えたことを口に出す過程でつじつまが合っていないことに気が付いたり、自然と論理的に考えられていることに気が付いたりして、動機づけになったと思います。荘司先生から声をかけていただいたことで、よりアウトプットする機会が増えて思考力とアウトプット力が培われたと思います。

⚪作図した図面は、トレースと課題・模試を含め42枚でした。

◆本試験日までの学習記録(Twitterに記録)

7月12日(月)
・Youtubeにて製図対策の動画を拝聴 ウラ指導に申し込むことを決断

7月13日(火)
・ウラ指導に申し込む、振り込みも完了
・参考書・ノート・シャープペンを購入、製図板を準備
・動画やネットを見て、製図対策を計画する

7月14日(水)  ウラ指導の勉強動画
・博士の作図動画とプロセスのまとめ
・R02標準回答例1をトレース開始

7月15日(木) R02標準回答例1をトレース継続
・不足している文房具を購入

7月16日(金) 
・R02標準回答例1をトレース終了  

7月17日(土) 
・R02標準回答例1の断面図のトレース練習 (反復)
・慶学サロン0717に参加(イチケンさん、人見知りマンさん、まーむさん)

7月18日(日) 
・ウラ指導 過去問研究のやりかた動画
・パーツの練習を継続
・延焼ラインの理解
・R02標準回答例1の2回目(1回目は8時間ぐらいだったのが4時間に)

7月19日(月)
・R02の過去問解説動画
・R01の課題トレース 開始1時間

7月20日(火)
・R01の課題トレース 3時間で完了
・トラス屋根、周り階段、ルーバーの書き方

7月21日(水) 
・R02の過去問動画視聴
・R01トレースでできなかった作図部分の練習

7月22日(木) 
・H30模範解答例②のトレース 階高が4m超えた階段の対応方法、補助線の入れ方、文字入れの順序、に短縮代ありそう。トップライトの記入例を学んだ。
・H30計画の要点トレース
・「製図のウラ指導」のエスキス勉強

信頼できる方にアドバイスをいただいた。自分のものにする。

7月23日(金)
・H30過去問動画
・H28模範解答例②のトレース 屋外階段の記入例を学んだ。断面でEVシャフトやDSの表記で手が止まった。明日は補助線の書き方を工夫してみる。
・H28計画の要点トレース
・「製図のウラ指導」のエスキス勉強継続

どう自分なりにボリュームチェックを整理する?

7月24日(土)
・H28過去問動画
・H29模範解答例②のトレース 勾配屋根??室内レイアウト??でてこずった。毎回試行錯誤をして3時間から下回らない。今日の新方法はよき。明日もやってみる。文字入れも遅い。早く基本を習得して集住の話題に入りたい…
・「製図のウラ指導」のエスキス勉強継続

7月25日(日) 
・H29過去問動画
・エスキス第一課題 のドライラン 
・R01 12月模範解答例①のトレース 途中まで 

チェックしながらの手順はいい感じで、柱がズレているのもすぐ見つかった。

・Zoom勉強会

ここから先は、Twitterに毎日の勉強記録を発信していました。

7月26日(月)
・R01 12月過去問動画学習 
・R01 12月模範解答例①のトレース完了 
補助線・チェックしながらの手順がいい感じで、結果的に時短となることが分かった。ウラ指導の作図動画も参考に。作図量が少ない図面だったこともあるな。手順メモを見ずにできるようにならないと。

昨日(7月26日)に勉強した内容を翌日ツイート

7月27日(火)
・過去の標準回答例に記載されている法規関連表示の確認 

7月28日(水)
・過去の標準回答例に記載されている法規関連表示の確認
・H18のトレース途中まで 1日書かないと手順忘れるのでメモをちらっと見ながら・・・
・地下壁の記載方法を学んだ。

こんな亀の歩みで大丈夫なのか!!?

7月29日(木)
・過去の標準回答例に記載されている法規関連表示の確認
・H18のトレース これが住戸か。

7月30日(金)
・法規 防火区画の勉強動画
・勉強会 素晴らしいアウトプットで刺激を大いに受けた。 
・H18の標準回答例からバイコマを作成してからの作図、を完了。改善点たくさんで伸びしろあり。訓練、しかないとのアドバイスをいただいた。

7月31日(土)
・法規動画復習
・計画の要点トレースと類似勉強
・製図のウラ指導エスキス課題2で手順ドライラン

吹抜けは特記なき限り2層、APZで一案に固執厳禁、ボリュームチェックでゾーン毎コマ数算出をさぼり結果ゾーンコントロールを失う。あーできる気がしない~がやろうとしないとできない・・

・オンライン講習

8月1日(日) 

細切れ学習の一日でした。
・計画の要点トレース
・基本的な住戸パターン
・エスキスから製図する練習 模写とは違う課題が見つかったので対応する。
・オンライン勉強会 素晴らしい視点を共有していただいた。ヒントを少しでも自分のものにしたい。ありがとうございます。

8月2日(月)
・住戸プランを書いた

8月3日(火)
・計画の要点 省エネをアピールするとしたら?という視点で考えてみた
・エスキスのお勉強 まだまだ考えてしまう…考えないでできるようにしたいがまだ遠い
・勉強会 遠慮なくわからないことをわからないと言え、理解している人はそれを口にできるチーム。こころから感謝。

8月4日(水)
・計画の要点 自然エネルギーの活用をアピールするとしたら?という視点で書いてみた
・エスキスのお勉強 自分で説明できるようになる
・基準階の模写 住戸内レイアウトを書くのに時間がかかる。寸法を抑えないと・・

8月5日(木)
・設備の勉強(動画)・・復習が必要だな
・断面図の作図練習
・住戸プランの作図 自分でURから探しながら、時間かかる涙
・計画の要点の模写を数問

8月6日(金)
・設備の勉強(動画)復習
・断面図の作図練習
・計画の要点 シックハウス対策をアピールするとしたら?という視点で勉強
・エスキスの勉強 動画

8月7日(土)
・計画の要点 バリアフリー
・エスキスの手順の勉強 課題2 
・イチケンZOOM講義0807
・集合住宅の種類の勉強

8月8日(日) 
・定番住戸レイアウトのまとめ
・住棟種類の特徴まとめ
・近くのL字外廊下集合住宅、近くの3階建てUR集住、店舗付都市型UR集住を確認
・課題2のエスキスから作図(3時間) 文字入れに1時間もかかってしまった
・課題文見ながらの室名記入に、伸び代あり

8月9日(月)
・国語力開発講座 課題1 の説明資料を読んだ
・計画の要点 屋上緑化について勉強
・法律の勉強 (動画)
・住戸レイアウト作図練習 覚えられない・・

8月10日(火)・住戸レイアウト作図練習 
・国語力開発講座 課題1  採光制限を気にし過ぎで気が付けばへりあきが無駄に大きな計画になってしまっていた。立体的に考えられるようにならねば・・・明日提出方法をよく読んで、明後日スキャンする。

8月11日(水)
・計画の要点
・提出方法の理解

8月12日(木)
・国語力開発講座 課題1提出と反省 ・作図の手順を書き直し
・ウツワ チェックの手順 検討

8月13日(金)

8月14日(土)
・国語力開発講座 課題1 プランニング条件変更検討 ・計画の要点の勉強 ・課題の動画視聴 明日、課題やりましょう。

8月15日(日) 
・ウラ指導第一課題とその反省
・ウラ指導第一課題の解きなおし途中まで とんでもない思い込みを発動し、時間切れで不合格ド真ん中のプランに。初期に自分の能力の低さがわかってよかった。ここから考え方を建て直す。

8月16日(月)
・ウラ指導第一課題の解きなおし

エスキスと作図 作図チェックを残し力尽き、明日の仕事のために寝る。文字入れは大分早くなったが、まだ短縮代は沢山有り。 優秀な方からのありがたいアドバイスに自分なりに取り組んだら理解できた。 次は自分でできるように。お礼は明日に。

8月17日(火)
・ウラ指導第一課題の解きなおし3トライ目 

一つ良くなったと思えば自分にとって未知の制限でアウト。そして今日もエスキスから。同じことを繰り返さないないためにはどこでどうチェックすればよいか。 間に合わない気もするが、無能なのでやらないのは選択肢にないので、やる。

8月18日(水)
・ウラ指導第一課題の解きなおし3トライ目の作図と計画の要点
・課題の動画視聴途中まで
・あみくみ先生の勉強会参加
1課題を3回解きなおして、やっと明日提出する。 そうこうしているうちに次の課題が始まる~

8月19日(木)
・ウラ指導第一課題の解説動画視聴
・パターン出し準備 課題1の模範解答例と動画を見たら、採光計算もしくじっていたことが分かった! あらん限りの失敗をした印象・・・学びが多くてラッキー、と思うようにする。

8月20日(金)

8月21日(土)
・ウラ指導第2課題

駐車場と駐輪場の納め方がわからずに時間を浪費した。(他にもおかしいところが沢山あると思うが・・) 作図はあと1時間だけど明日に回す。 建築常識がないので、駐車場と駐輪場の基本ルールも勉強しないと・・・

8月22日(日) 

8月23日(月)
・ウラ指導第2課題 エスキス勉強会 一つの知識不足や思い込みで、住戸プラン
・下階レイアウト・階段諸々おかしくなってしまう現象に、この時期出会うことができてラッキー、と思うことにする。 明日は、最小寸法を勉強する。

8月24日(火)
・最小寸法の勉強
・ウラ指導第1課題 模範解答 バイコマからトレース
・ウラ指導第1課題 模範計画の要点 復習 明日は課題2の2トライ目をする.

8月25日(水)
・ウラ指導第2課題 2トライ目 作図途中まで 

8月26日(木)
・ウラ指導第2課題 2トライ目終了 記述で堂々と南を北と書いてしまうミスに気が付いた 模範解答は明日確認する 明日はゆっくりでよいので定番の住戸内レイアウトを手が止まらずにかけるようになる。

8月27日(金)
・課題2 模範解答の勉強
・課題2 計画の要点の勉強 ・住戸プラン練習
・改めて国語力の基本からやり直し 模範解答例…もやる

8月28日(土)
・国語力 基本のI形住棟 作図
・エスキス…階振りはOKだけど、1階がまとまらない・・ 明日落ち着いて考え方を整理する

8月29日(日) 
・課題を利用してタイムトライアル  
・ウラ指導解説動画で勉強
・県建築士会のZoom製図説明会に参加

土俵に立てる自信が全然ない・・、がやるしかない。 明日は課題2の解きなおし3回目。私には動画解説が難しかったので、体で理解するためなぞってみる.

9月6日(月)


・ウラ課題1トライ目の見直しと反省 ・ウラ課題3後の勉強会 考えたことを話すって大事。 明日は2トライ目をやる!

9月7日(火)
・ウラ課題3の、2トライ目  あと少しだけど仕事あるし寝る 明日はチェックして、明後日提出する 最近手首が痛い・・・

9月8日(水)
・ウラ課題3の動画で復習 ・エスキス手順の見直し・確認 中廊下の知識がなかったので勉強する。 明日はウラ課題3の2トライ目の提出と、動画復習後の3トライ目をしたい。 手首が痛い・・1か月なにとぞ!

9月9日(木)
・ウラ指導第三課題 3トライ目。 動画を見てからの解き直し。 作図は文字入れを残して明日へ。 手を動かして分かることがあるなあ。見ただけでわかるようになれば効率的なんだけど、まだまだ。

9月10日(金)
・ウラ指導第3課題 3トライ目終了 ・ウラ指導第3計画の要点 模写 ・勉強仲間の図面を借りて添削練習 製図用紙が後20枚・・足りるか微妙・・

9月11日(土)
・メゾネット免震の課題、文字入れ残して残りは明日に。何が王道なのかわからない・・・涙
・メゾネットと基礎免震を調べながら初めて書いた。作図の勉強になったのはよかった。次回からは止まらずに書けるようになる!

そして明日は午後からウラ課題4をやる。

9月12日(日) 
・メゾネットと基礎免震の課題、、エスキスやり直したら少し見えてきた気がするが気のせいかもしれない。
・ウラ課題4、作図の途中で残りは明日

9月13日(月)
・計画の要点の勉強
・他の方の答案添削確認
・ウラ課題4のエスキス勉強会 
・国語力の素案、、まとまらず、明日やってみる

明日はウラ課題4を図面を提出するぞ~。

9月14日(火)
・ウラ第3課題の動画視聴と復習
・法規のまとめ
・ウラ第4課題提出 極めて怪しい点有り、、が敢えて提出

改めてウラ第3課題は学びが沢山あった。 一つずつ自分のものにしたい

9月15日(水)
・ウラ第4課題 解説動画視聴

うう、難しい。。。 明日、理解できるようにもう一度考える

9月16日(木)
・ウラ第4課題 模範解答の考え方をなぞったエスキスから作図

うーん、エスキスを集中して勉強しなきゃだけど、2日空けると作図が鈍る。第4課題はエスキスをもう一度やる。まだ掴めない・・・。

9月17日(金)
・ウラ第4課題 3回目の解きなおし

エスキス 自分のものにしたい。 明日の午後から第5課題をやる。

9月18日(土)
・ウラ第5課題 

作図途中までとエスキス勉強会 基本がまるでわかっていなかったことを教えてもらった。今日も学びが合ってよかった。感謝! 明日はウラ課題5解きなおし。

9月19日(日) 
・ウラ第5課題 2トライ目 
・ウラ指導Zoom質問会 第5課題は作図にも予想以上に時間がかかってしまった。エスキスももうちょっとうまくできたはず。 明日からは5課題の復習エスキスをしたい。

9月20日(月)
・ウラ第5課題 能力不足により判断できない点は、これから勉強してものにする。
・ウラ課題第1・2課題の復習 チェックの仕方を考える。

9月21日(火)
・添削練習
・ウラ第5課題の解説動画

今回は時間制限を気にしすぎて読み落としが2か所もあった。一か所は完全な読み落とし、1か所は理解していたがエスキス中に失念。それぞれの対策を考え、確実に実行したい。 ここにきて仕事が忙しく、勉強時間が確保できないが、睡眠はとる。

9月22日(水)
・ウラ第5課題のエスキス解説動画視聴
・添削勉強会

明日はウラ第5課題の解きなおしをする。一つでも自分のものにしたい。勉強時間が確保できなくてストレス・・
光は見えてこないけど、結局のところ手を動かすしかないかな。

9月23日(木)
・ウラ指導第3課題の復習
・ウラ指導第5課題の解きなおし3回目
遅いのはわかっているけど初めて6.5時間通しでやってみた。なるほどなるほど・・・。

9月24日(金)
・ウラ課題1を用いてエスキスの練習
・記述練習

これからはタイムマネージメントと品質チェック体制重視。 明日の模試は時間内に終わらないだろうけど、今の力で最善を尽くしてみる。

9月25日(土)
・一発逆転模試

力の無さを実感。これでは合格は遠い・・・。 諦めずにエスキスのやり方を見直してみる。

9月26日(日) 
・ウラ模試の復習 2案 作図まで
1案目はオリジナル案(これを提出予定) 2案目は自分で検討できなかった案

最初に骨格を複数案検討する、そのあと選択案に違和感を感じたら、別案を検討する。それがができていれば模試中多少まともな案になっていたのが無念・・ これから新しい問題を解くか、復習に徹するべき?

最後の2週間は、パニックになっていたのと、SNS断ちしていたことから、Twitter発信がほとんどありません。

学習の記録はナシ

9月27日(月)
9月28日(火)
9月29日(水)
9月30日(木)

10月1日(金)
10月2日(土)

パニクっていた一週間だった。

学習の記録はナシ

10月3日(日) 
10月4日(月)
10月5日(火)
10月6日(水)
10月7日(木)
10月8日(金)
10月9日(土)

この1週間もがいて日々成長は感じたけど、自信がつくほどには間に合わなかった。 今日もいろいろミスったので、その対策をする。 明日は、室名と法規だけ守ることを目標にする。 あとはごめんなさい。

そして、本試験日を迎えました

以上,あんじぇらさんの合格ストーリーでした.

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