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【製図】一発合格者「ゆうき」さんの勉強法

2022年(令和4年)の製図試験に教育的ウラ指導の製図試験対策(コチラ)のみで合格されたゆうきさん(ユープラ参加番号143番)に製図試験突破ノウハウをヒアリングさせて頂きました.

ゆうきさんの本試験日までの勉強内容と,本番での解き方の動画は↓
・再現答案はコチラ
・本番でのエスキスはコチラ
・課題文はコチラ


ゆうきさんが実践されたエスキス手順

過去問題研究講座の活用法(どういった勉強をしたか,どのように勉強するとよいか?)

「この試験を知る」という意味で、公開されているものはすべて視聴しました。解説動画内でも言われていたように、「当該年度の本試験では何が起こったのかという点」に注視して見るようにしていました。
「初出題された事項はその年の採点では、ある程度不問とされる。ただ、何も描かないのはNG。」
こういった形で製図試験を知るために活用できました。


■国語力開発講座の活用方法(どのように勉強したか,どのような勉強の仕方がお薦めか?)

最初はとっつき方がうまく掴めず、有効活用できていなかったです。
また、本講座の添削は「理想型プランとは」という視点でなされているため、私が提出した答案はすべてNGを喰らい、少々落ち込みました。
ただ、理想型プランを考える中で、自分の引き出しが増えたり、クセなども見えてきたりして、課題を解くのとは違ったアプローチで製図試験学習ができました。


■ 通信添削課題の活用法(どういった勉強をしたか,どのように勉強するとよいか?)

①課題への取組み
8月|第1〜第2課題
最初はとにかく解いてみました。
わからないことだらけでしたが、わからなかったことを書き出して、2回目にすぐ着手し、またわからなかったことを書き出し、その繰り返しをしました。
課題解説動画や課題心得を用いて、自分のミスポイントの抽出と知識の吸収をしました。

9月|第3〜第5課題
8月の2課題は直球、きれいなストレートでしたが、9月の課題では急に変化球がきて全く対応できませんでした。
特に第4課題は難しく、全くまとまらなかったですが、諦めず、悔しさも持ちながら課題解説動画に食らいつき、少しずつ前に進みました。

②ミスポイントの管理
とにかく全課題通じて、大きいミスも小さなミスも絶対に繰り返さない意識を常に持っていました。
何度も解くうちに、自分のミス傾向が見えてきます。提出した答案の添削結果で判明するミスもありますが、多くは自身のチェックの中でも抽出可能です。

特に8月は初歩的なミスをたくさんしたので、添削に頼らずに、まずは自分でチェックをしてみました。そうして見つけたミスは、添削で指摘を受けた場合のそれに比べ、一つのミスの価値が格段に上がったと感じます。
何度もチェックした上で、自身満々に提出した答案でもミスの指摘が帰ってきます。

そこで見つかるミスはただのミスではなく、自分のチェックからも漏れがちであるということを認識するきっかけにもなったと思います。
また、抽出したミスは「どうして起きたのか」という点も考えました。
その対策は、自身のエスキスの流れや課題文への線引き・マーキングルールの中にひとつずつ反映していき、自分なりの手法を作りました。

自分のミスポイントはケータイのメモに記録し、スキマ時間に眺め、本試験直前は常に意識して過ごしていました。ミスポイントは増やしたり減らしたりしながら、最終的に厳選していき、管理可能な数に抑え、本試験に挑みました。

③正解を探さない
私はどうしてもエスキス段階から細かい部分を見てしまい、正解を探そうとし、エスキスに長い時間をかけがちでしたが、他の受講生答案を見ることで、「このくらいでいいんだ」と思えることや、納め方の引出しの発見になりました。

加えて、「こんな表現方法あるんだ」といった点でも他の答案を見ることのメリットを感じました。


■ 本番までの心構え(本試験日直前にもご覧ください)

次の3点を意識しました。
①空間構成4要素を死守
②割り切りポイントの見定め
③法令遵守

特に②・③については、「ランク2狙い」を意識しました。
とにかく法令を守った上で、課題文に忠実に、丁寧に。でも深く突っ込みすぎない。

使い勝手優先で、変なこだわりは捨てる。
「実施設計ではなく、基本計画なんだ」という荘司先生の言葉がすごくしっくりきて、「決める」「判断する」という思考のウエイトを本試験までに高めていけました。

また、本試験でのエスキス手順や作図手順・チェック事項は、積み上げた自分のミスポイント等に準じて、自分なりのスタイルを作り、それに準じて進めました。

本試験直前は、一式図を描いたり、断面図練習をする中で、作図手順を定着させ、描きあげた図面のチェックをしながら、チェック項目のブラッシュアップを図りました。


学科試験合格後,本試験日まで学習プロセスは↓


以上



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