見出し画像

【製図】ネット上の再現図面展『ユープラ』って何?

教育的ウラ指導(以下,ウラ指導)では,毎年,ユープラ(ユーザー プランニングの略)というネット上の合格・不合格図面展(参加無料)を開催しています.ウラ指導受講生以外の参加も歓迎.

【注意】ユープラは,毎年,製図本試験日の翌週から2月末までの期間しか開催しません.毎年,一部の受験生から「ウラ指導受講生にはユープラの内容を公開してくれませんか?」という要望を頂くことがありますが,全てお断りしています.というのも,それをやってしまったら,多くのユープラ参加者は,「自分の再現図を起こすのは面倒くさいし,もし,不合格になってしまったら,ウラ指導を受講すれば,他の受験生たちの再現図が手に入るから,自分の再現図は提出しなくてもいいや」と考えます.そうなると,再現図が集まらなくなってしまうのです.特に,合格答案が集まらなくなる.不合格者たちは,製図試験の合格発表日以降,どんどん参加してきますが,合格者は,自分の合格が確定してしまえば参加してくれません.だって,合格してしまったら,再現図を起こして提出してくれたりしませんよ.自分が合格しちゃえばどうでもいいこの試験の合格の実態とかどうでもいい話になるのだから.もちろん,ごく少数ですが,合格発表まではどうしても再現図を起こす気力がおきなくて,合格してから後進の受験生たちのために,再現図を起こして提出してくれる方もいます.そういった方から連絡を頂いた場合,私から食事に誘って合格へ至った勉強法のヒアリングをさせて頂いたり,建築仲間になって頂いてます.そういった方たちと一緒に建築という仕事もしていきたいし,ウラ指導活動にも協力して頂きたいです.

ユープラへの参加条件は,計画の要点の記述を含め,再現図を起こして提出するだけ.ただし,単線プランやCAD図面等での提出は認めておりません.他のユーザー(参加者)の参考にならないからです.情報が欲しいなら,自らの情報を丁寧に公開するところから始めましょう.

ウラ指導の価値は,合格者・不合格者の別に関わらず,互いの情報を共有し合うことで合格の実態を明確化していくことにあります.ユープラが登場するまでは,「〇〇してないと合格できない」といった都市伝説がまことしやかに信じこまれていました.

学科も製図も,合格の実態を知った上で勉強することで,学習効率は大幅に変わります(詳しくは,著書「合格者たちの勉強法(学芸出版社)」をご覧ください).

ユープラへの参加は,コチラ.(受付終了10/18より受付開始

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?