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文字が書けない「不自由」

皆さんの周りに、字が書けない人っていますか?

私は、ほぼ書けません。

自分の将来を思い描いたときに、年老いたり病で歩けなくなるかもしれないとか、食事ができなくなるかもしれないとか考えたことはありました。でも、まだ介護認定を受けていない状況で「字が書けなくなる」という将来は想定していませんでした。

特に日本では、杖をついていても一人で電車に乗っている人が「字が書けない」と思う人は皆無に等しいです。

パーキンソン病の症状でもあるこの「不自由」は、目立たないけど結構厄介な「不自由」です。

暮から今時期、新しい手帳を購入したという投稿がSNSに目立ちます。私も昨年までは、購入していました。でも、それは今も美しい白い枚のまま、ここにあります。

この世の中には「哲楽カフェ」という場があります。ある「お題」について、参加者が自由に思う事、感じた事、考えた事、経験したことを語り合う場です。とても自由な、それでいて深い学びが得られる場だと思います。

今日、「サイレントバレンタイン企画」の一つのイベントで「哲楽カフェ」をやっていたので参加しました。お題は「幸せ」。やや思い感じ。

そこで話を聴きながら感じたのは、字が書けない自分をそれほど不幸だとは思っていないけれども、字が書けていた「当たり前」の自分は幸せだったなあ、ということ。

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