可愛らしい瞳と、柔らかな声と、愛おしいその言葉と。きみのすべてを独り占めしたくなる。ああ、なんて醜い欲なんだろう。知らないフリして、平気なフリして笑ってみせる。本当は、今すぐにでも奪い去りたいのに。なんて醜いんだろう、ぼくの心は真っ黒だよ。
呆れる程の、自己投影。見苦しき、光景。
大好きだって言われたい、その為だけに生きてるみたい。見えなくなってもその声は聞こえてる。愛かどうかなんてもうたくさん、語れば語る程に嘘っぽい。誰とも比べない、「キミ」という人だけが絶対。
気になったらフォロリクでも何でもしちゃってくだせえ、結構勇気は要ると思いますけどね。意外と好きです、突撃で来られるの。びっくりしちゃうけど！
こんな晴れの日はキミと二人で散歩でもしたい。行き先も決めず、ただ歩いていくだけ。ちゃっかり手なんて繋いでみる俺に、キミは照れ臭そうに微笑む。歩いている間は下らない話なんかして一緒に笑い合おうか。「ばーか」って笑ってくれるキミが隣に居るから俺の何気無い毎日が喜びに変わるんだろう。
僕の中でいつも寝たふりをしていた心の一部が、夢の中でいつも叫んでいた僕の心の全てが、「君を好き」って言うよ、「好き」って言うよ、先はまだ続くけど。
