日清製粉株主総会発言サンモニCM降板

株主総会で経営者の説明が終わった後、質疑応答の時間が設けられており、その際に、会社に関連する形で様々な要望や意見を経営者側に発言をすることが出来ます。その事例として今回は日清製粉の株主発言を取り上げます。

サンデーモーニングCM降板について3名の株主が質問致しました。
質問1人目(女性):美智子皇后様(当時)のご実家に連なる方々が経営されている日清製粉が反日プロパガンダをしているサンデーモーニングのスポンサーをしているの不適切だ。降板すべき。(拍手)
(経営者側の回答は忘れました)

質問2人目(男性):放送法4条では異なる意見がある場合出来るだけ多角的に放送すべしとあるが、サンデーモーニングは原発反対なら原発反対だけ、安保法案反対なら反対だけとう一方的内容でしか放送しない。そのような番組のスポンサーを行っているのはガバナンスを重視している日清製粉としては問題である。すぐにでもスポンサーを降板すべきである。(拍手)
経営者:貴重なご意見ありがとうございます。

他1人(内容は忘れました)がサンデーモーニングのスポンサー降板要請の株主発言を行いました。

そして、その株主総会での質問のあった年の9月に日清製粉はサンデーモーニングのスポンサーを降板いたしました。
後に報道特注(足立議員、和田政宗議員、生田與克氏)でゲスト元TBS社員の山口敬之氏の際に慰安婦問題の取材が原因でTBSのサンデーモーニングの営業に転属した際、某食品メーカーがサンモニCMを降板し、それが株主総会の発言が発端であったということを暴露されました。

株主総会は多くの株主が出席している中での株主の発言なので経営者としては株主の発言が会社に関することであればなにがしかの回答をしなくてはいけない。ましてや株主の発言の後拍手とかがあった場合は無視できなくなる。又株主は単に株を保有しているだけの何者でもない場合でも、経営者の発言はそれなりの社会的地位のある人の発言であり、社会的影響を与えることがあり得る場合もある。又、株主総会は殆どの場合テレビ新聞等のマスコミが取材に来ている(ただし、報道しない自由もあるので要注意)

参考資料
https://ameblo.jp/neko-10-inu/entry-12293465740.html

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