地政学的リスクを伴うサイバーセキュリティー対応は?インターファクトリー株主総会


質問1:質問の前に今多くの会社で株主総会の様子をインターネットのストリーミング放送で配信してます。当社もインターネット関係、あるいはBtoBビジネスがメインということになってくると、人材の確保ということになってくるとマス広告ということより株主総会ということをきっかけに認知度を上げていくというのがよろしいのではないのでしょうか?特に今8月ということですので、学生がお休みということで見る機会があるのではないか?ということから考えても来年にはインターネットのリアルタイム配信をされては如何かと思います。今回録画されてますけど。質問ですけどサイバーセキュリティーについてお伺いしたいのですけど、米国政府が中国からハッキングを受けた、あるいは日本でも自衛隊の防衛情報が中国から情報をハッキングされているとういことが米国から指摘されているということで、通常の今までの固定概念的な情報セキュリティということをもうちょっと深掘りして、特に中国、台湾有事等の地政学的リスクが高まっている中で中国系ハッカーあるいは中国に関連するハッキングを当社としてどのように考えられているのか?米国ではファーウェイを中心とした中国製電子機器を使わないとか、日本政府もサイバーセキュリティーについては能動的に対応するということで、これから今までとはちょっと一歩踏み入った形で中国からということでの当社の中、お客様へのサービスに必要になってくると思うのですけど、そこら辺の使用する機器、人材育成、会社の規約などどのように考えられているのか?とうことをお伺い出来ればと思います。
司会:ご質問ありがとうございます。サイバーセキュリティーについてのご質問を頂きました。ただいま、一歩前にと仰っていただきました。私共一歩前の前、通常の範囲でご説明申し上げます(省略:通り一遍のセキュリティ対策はされていることの説明)。
先程ご指摘を頂いてハッとしたのですが、私もある程度政治に目を通しているし、地政学的変化も頭では理解しているつもりですが、正直地政学的変化と私共のビジネスと紐づけて考えていなかったです。今日は非常に良いアドバイスを頂きましたので、ちょっと一から考えてみたいと思います。現状、今おっしゃられて頂いた米中の緊張を元にサイバーセキュリティーに関して検討出来てない段階でございます。今お話頂いたことをきっかけに検討していきたいと思います。
質問2:先程お話頂いた生き生きと仕事が出来る環境ということで、女性の方々も雇用されて働いていると思うのですけど、女性が働く中で女性専用スペース、着替えたりお化粧直したりとか、そういったスペースを取っていかないといけないと思うのですけど、当社として確保しているのかどうか?女性が働く上での必要なものというものをなにか考えられているのかどうか?女性の取締役もいらっしゃるので是非そういうことの意見を一言お願いします。
司会:女性の環境についてご質問頂きました。当社女性(が働く上で)の制度というのは一部ございますけど、環境について特別なスペース等は持ち合わせてございません。
女性役員:女性の視点でもって、女性の労働環境を見ております。制度については使いにくいということもなく、きちっと使っております。専用スペース等の物理的なものは無いということなんですけど、今貴重なご意見頂きましたので、女性従業員の意見を聞く機会を持ったり、女性の働きやすさに目を配っていきたいと思いました。
<備考>
カンファレンスホールを借りての総会で参加株主は数名。
中国に対する牽制として、地政学的リスクにおけるサイバーセキュリティー対応という言葉を使いましたが、フレーズとして非常にいい感じで刺さったので、今後ネット関連系会社に於いて使っていきたいと思います。

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