セキュリティ・クリアランスとサイバーセキュリティと、小野測器株主総会


質問:質問の前に今多くの会社がインターネットのストリーミング放送で株主総会の様子を配信しております。(撮影している)カメラがいっぱいありまして、そういった中でのカメラを使っての配信をされたらいいのではないか?と思います。工学系の人材の獲得が難しくなってきている。先程60歳から65歳に定年を引き上げていく、そういうことをしないと人材が足りなくなって来ている。そういった中でインターネットで情報を収集するということこの学生が増えてきてますので、そういった機会特に株主総会はいい機会だと思いますので、やられたほうがいいと思います。質問なのですけど、一昨年経済安全保障推進法が制定されまして、去年からセキュリティ・クリアランス等の議論がされてて、今年の1月にセキュリティ・クリアランス等の有識者会議の報告が出ているといった中で、当社の商品・サービスに於いてセキュリティ・クリアランスに抵触するようなものを取り扱っているのかどうか?取り扱っているのであればどのような管理をしていくのか?ということをご検討されているのか?ということをお伺い出来ればと思います。
昨今地政学的リスクが高まっている中で、インターネットに於けるサイバーセキュリティをどの様に管理しているのか?中国からのハッキングがあって、防衛書その他のところでハッキングされて情報が漏洩されているというニュースが多々ある中で、先進技術、先端技術を扱っているということでターゲットにされやすいということもあると思います。先程2Fから8Fまで入れないということで(セキュリティに対しての)関心度は高いと思うのですけど、台湾有事とかになったときにセキュリティホールがあるような機器、米国ではファーウェイを中心とした電子機器は使わないとか、携帯電話中国でインターネット接続をした場合にセキュリティホールが作られる場合がある。中国に支店があって、そこで携帯電話を使って帰ったと時にそこでセキュリティホールを作られている可能性がある。そういうものを社内に持ち込まない等の教育を含めて、どのような対策をされているのか?をお伺い出来ればと思います。
司会:インターネットで株主総会に参加できるような取り組みをされているのは知っております。検討はしておりますが導入ということには至っておりません。セキュリティに関して抵触しているものがあるか?サイバーセキュリティについて担当役員より回答いたします。
担当役員:セキュリティ・クリアランスについて当社として該当するものは無いという認識ですが、検討について十分では無い可能性もありますので、改めて確認していきたいと思います(省略)。サイバーセキュリティについて、当社としてどこまでセキュリティレベルを上げていくということの議論はあります。(省略)。セキュリティホールを作らないようにしております。内容はここでは申し上げられませんが、対策は取っております。中国出張について注意事項について一般的なことは行っておりますけど、ご指摘頂いた持ち込み機器について今後そういうことを行っていきたいと思います。
<備考>
本社の会議室にて開催。参加株主は数十人。
中国のリスクについて、セキュリティ・クリアランスとサイバーセキュリティの両面からの質問をいたしました。それ相応の手応えはあったと思いますので、このようなことの横展開は引き続き行っていきたいと思います。

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