人権侵害リスクについて、ほぼ日株主総会


質問:コンプライアンスに関連することになると思うのですけど、米国でウイグルでの強制労働を伴う商品は扱わないという法律が通りまして、ほぼ日でもウイグルあるいはその他の国でも強制労働あるいは児童労働など不当な労働をしているような商品が無いか?あるいはそれについて、トレサビリティーが取れているのかどうか?をお伺いできればと思います。以上です。
司会:少々お待ち下さい(担当役員にマイクを回す)
担当:当社のグッズを販売していることについて、その製造に於いて人権の侵害があるか?についてのご質問と受けてたまりました。現在当社として、製品の企画、販売をしておりまして、生産については基本外部の協力会社に委託しております。当社といたしましても、サプライチェーンに於ける人権侵害リスクの対処が重要だと考えておりますので、今後に於いても人権侵害リスクに問題がある場合には改善を求めますし、改善が見られてない場合には取引停止を行っております。現状においてそのような問題のある工程は確認されておりません。以上お答えしました。
司会:よろしいですね?
質問者:はい
<備考>
カンファレンスルームのホールを借りての総会で、参加株主は300人前後。
糸井重里氏が代表取締役で、株主総会が始まる前に対談、総会が終わった後でも会社説明会があるということでかなり賑わったという感じでした。久々に多くの株主が参加する株主総会でウイグルの強制労働問題の質問を入れたのは、それなりに周知効果があったと思います。

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