ASEANシフトの道のりはまだ厳しいか?ANAP株主総会


質問:質問の前に今多くの会社が株主総会の様子をインターネットのストリーミング放送で配信しております。当社も今後人材の獲得が難しくなってくるだろうという中で、若い人がインターネットの株主総会を見ていただくことで知っていただく機会になると思います。是非やられたほうがいいのではないか?と思います。
質問なのですけど、地政学的リスクを伴うサプライヤーチェーンとうことで、当社輸入カジュアルの販売・卸とうことで業務をしておると思うのですけど、中国に対する地政学的リスク、福島の処理水を放出したら水産物の輸入禁止、反日運動が起こる。台湾に対しても戦争か平和か?という恫喝行為をして、それに対して独立を日本は指示している立場とうことでの政治的リスクというものが高い。そういった中で、当社のサプライヤーチェーンとして中国の商品があるのか?どれくらいの比率なのか?それに対して今後地政学的リスクの高まっている中国に対してどこまで依存していくのか?アパレル関係のトレンドはASEANシフトという流れというのがある。そういったものに対してどのように考えられているのか?場合によっては、為替リスクの少ない国産をもう一回見直す機会でもあると思うのですけど、国産を見直すということのチャンスもあるのか?とうことも含めてお伺い出来ればと思います。
司会:ネットの総会は来季より検討させていただきたいと思います。中国のサプライヤーチェーンの件ですが、当期の苦戦した理由はピークの時当社は7割中国から輸入していました。それがゼロコロナ政策で15%まで落ちてしまった。他のアジアの国で縫うことは出来るのですが、生地素材を作れるところが、中国が70%を超えている。そこから持って言っても大きな合理性がない。今他社が出来ないようなことを色んな国からやっております。あと、販売の方をアジアでやりたいが、コロナで中断している。今年フィリピンで出店を予定している。これからアジアのマーケット開拓していきたいと思いますが仕入れは記事の関係で中国に頼らざる得ないということが現状であります。
<備考>
カンファレンスホールにて開催。参加株主は10数名。
アパレル関係に於いて、中国からのシフトはしている話は今までも確認出来てたので、今回も確認を含めて質問をしてみましたが、やはり素材の生地を作るとうことでの技術的なものはまだまだみたいだということです。アパレル関係の脱中国はまだ時間がかかりそうだと思いました。

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