中国のカントリーリスクが高まる中で、内田洋行株主総会


質問:質問の前に今多くの会社で株主総会の様子をインターネットのストリーミング放送で配信しております。当社IT関係で、GIGAスクールとかの教育関係をリモートで提供しているということから考えるとやはり進められたほうがいいと思います。特にIT関係の人材を会社を前進させていくために集めていかなくてはいけない。特に今日土曜日やっておりますので、学生も見てくれる機会もあるということを考えると、株主総会の様子をインターネットのストリーミング放送で配信することによって当社のPRになると思いますので進められたほうがいいと思います。質問なのですけど、地政学的リスクを伴うサプライチェーンの構築ということで、先日福島の処理水を放出した際に水産物やその他のものに対して輸入禁止にしたり、反日活動が起こったりなど、地政学的リスクがたかまっているのではないか?中国に関しては経済的合理性、あるいは科学ということよりも政治的思惑ということが非常に強く働くということで、今後当社として扱っている電子機器について、サイバーセキュリティ上の問題も中国製に関してあるということがアメリカでも指摘されている中で、当社で使用している中国製の電子機器をサプライチェーンで扱っていくのかどうか?見直していくのか?特に円安ということになっている中で国内産ということの見直していくのか?後、アパレル関係がASEAN地域にサプライチェーンにシフトしている、あるいは中国から撤退してる企業、Panasonicとかある中で、当社としてサプライチェーンをグローバル国内を含めてどういうふうに構築していくのか?ということをお伺いできればと思います。
司会:オンライン配信についてはしっかりと検討していきたいと思います(略)。サプライチェーンについてどう考えているのか?ということで地政学的リスクという以前からコロナで部材の確保に苦労致しました(略)。多くは日本の会社を通じて購入しており、その中でどのように確保していくのか?はしっかりと検討していきたい。直接購入しているものは主に日本が主です。どうしてもというものは中国からも購入しております。海外ではマレーシアに自社工場を持っております。将来的なことも考えてマレーシアをしっかりと確保していこうと思います。直接のビジネスではないが、東南アジア交流、中国の日本語教育は進めています。
<備考>
会館のホールを借りての総会。参加株主は数十名。
昨年はサイバーセキュリティについての質問をして今回は別の中国に対するリスクということでサプライチェーンについて質問を致しました。
ある程度中国に対するカントリーリスクというのは認識している様子で、今回の株主総会でそれを更に刷り込みが出来たと思います。

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