障害者雇用と施策は?サニーサイドアップグループ株主総会
質問:今年、パラリンピックが有りまして、障害を持たれている方々も非常に高いポテンシャルを持っていらっしゃる方々が沢山いらっしゃる。ということが社会に認知されたと思います。その中で質問なんですけど、サニーサイドアップグループとして、障害を持たれている方々の雇用はどういうふうにされてるのか?今、されているのか?これからされるのか?後、障害者に対してというと、障害者が15%いらっしゃるということで障害者の方々のマーケットがあると思うのですけど、障害者の使いやすい商品をPRするとかスポンサーを含んで、あるいは障害者が参加するイベント、スポーツイベントを含めて、そういうものを企画されているのかどうか?ということをお伺い出来ればと思います。
司会:はい、ありがとうございました。パラリンピック大変感動の中閉会いたしました。私達の仲間が閉会式の総合プロディーサーで、私達も仲立ちでやらせていただきました。改めて障害者の方々のポテンシャルを痛感致しました。障害者雇用に関して長い間私達の仲間がおります。そこを含めて担当の方から回答させていただきます。
担当:弊社障害者法に則った雇用人数は4名とうことになっております。実際には1名雇用をしておりまして、まだ3名足りないという状態でございます。3名については費用を負担するということでバランスが取れるということになっておりまして、弊社は今その状況でございます。今後に関しましては、適正な形での人材が居ましたら是非雇用するということを勿論想定はしております。当社と致しましては障害を持たれた方々が快適に仕事ができるという環境を既に構築しておりますし、今での流れで進めていくということでございます。以上です。
司会:補足させていただきますと、一緒に働いている彼は耳が聞こえません。全く耳が聞こえません、なおかつ米国で育ったものですから日本の手話が通じない言葉で会話するのが非常に難しいです。今では本当に私達の仲間で、私達も手話を覚えたりとか非常に良いコミュニケーションが取れております。仲間にいることによって障害に対する自覚が出来ていいなと思いっています。実はここに私の名刺があるのですけど、これも何十年も続けていることなんですけど、私共グループの名刺に一枚一枚点字が入っているんです。この点字というのは、目の見えない障害を持たれてる方が一枚一枚手作りで作られているということです。一枚20円というお金がかかってしまいますけど、これで少しでも雇用支援になればいいなという思いと、私達が名刺を渡すときにここからコミュニケーションが始まるので、これ点字ですね、なんて書いてあるのですか?私は点字は未だに読めないのですけど、コミュニケーションのツールとして非常にいいアイテムの一つだなと思ってます。すごく間接的ではございますけど、そういう方々の心の支援も長く活動としては取り組んでおります。ありがとうございます。
<備考>
会館の一部を借りての株主総会。参加株主は30数名程度。
イベント・プロモーション系の事業を行っている会社で現在の女性社長が17歳から立ち上げて今年で36年になっている。
いい意味での女性の活躍している会社で今日の株主総会でも新しく立ち上げるグループ会社の内3社が女性社長ということ。
質問に関しても、社長の補足説明が女性ならではの優しさ溢れる回答だったと思います。
こういう会社が発展しているというのもいいことだと思います。
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