デジタル広告活用について、コカ・コーラボトラーズジャパン株主総会


質問:広報についてお伺いしたいのですけど、テレビ新聞などのマスメディアからインターネット広告に世の中がシフトしている。金額的にも(インターネット広告が)上回っている。テレビというものが見られなくなってきている。チューナーレステレビとかが出て、動画を放送ではなく配信でみるようになってきている中で、広告というものをデジタルシフトしていかなくてはならない、ということに対してどのような対応をしているのか?ツイッターのアカウントでコカ・コーラが160万(フォロワー)がドーンとあるのですけど、そこからコークオンというアプリにシフトしているのか?折角の多くのフォロワーがいるというのを生かしているのか?ということの連携がうまく行ってないと思うのですが如何でしょうか?
司会:回答要約
①詳細は執行役員から回答する
②コスト削減はしてるが、デジタルに関しては注力している
③デジタルの投資は引き続き行う
④ただし、広告の主体はブランドのオーナーと共同して行っている
⑤今後のキャンペーンはブランドオーナーと共同して行う
執行役員:回答要約
①お客様とのコミュニケーションを重視
②従来からテレビ、ラジオ、野外等のチャンネルでの広告をしてきた
③ここ数年間SNSのメディアの投資を行っている
④コークオンアプリは4300万のダウンロードがされている
⑤コークオンからのプロモーションでSNSへの投稿を呼びかけている
⑥コークと肉とのキャンペーンをしている
⑦キャンペーンでユーチューバーを採用している
⑧新しいコンシューマに向けてのキャンペーンを随時行っている
<備考>
ホテルのホールを借りての総会で、参加株主は数十名。ネットでのライブ配信有り。
経営者が外国人で日本語通訳を交えての総会で株主質問及び回答も通訳を挟んでの形となりました。
回答としては広告でユーチューバーを使ってのキャンペーンを行っているということで、テレビ業界(スポーツや芸能等含む)から脱却した形での広告の組み方をおこなったということ。これが進めばテレビ業界そのものの弱体化が進む可能性も出てきたということです。

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