中国のカントリーリスクの考慮を小津産業株主総会

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質問:先ず案内で新型コロナウイルス感染症防止の為当日のご出席は控えてということを案内でありますので、株主総会の様子を多くの会社がやられているのですけど、株主限定でもいいのでインターネットのストリーミング放送をされてた方がいいのではないか?ということ。それで質問というより意見なのですけど、海外展開ということで、中国、それなりに市場は広がっていると思うのですけど、中国は政治的な問題でカントリーリスクが高い、という部分がありますので、特に経営のノウハウが取られてないように、今100%出資ということを維持していただいて、あまりのめり込まない程度にして他のアジア地域にも分散してリスクヘッジをしながら海外展開を増やしていくということもご検討されてた方がいいのではと思うのですが如何でしょうか?
司会:いま株主様から総会のあり方が一問、二問目が海外展開特に中国のリスクですね、そういうことを考えて海外展開をすべきではないか?という二点のご質問を頂きました。
私の方からご回答いたします。今おっしゃられたバーチャル総会ですね、株主総会については感染症だけでなく今後のことも考えていかなくては行けないと思います。貴重なご意見ありがとうございます。
後、二点目なんですが、当社の海外展開の中国ですね。個々を考えたとき当社は上海に事務所を持っています。上海の投資の状況は事務所、人員の投資ということで、あまり大きなリスクが無いように管理しております。特に私達21年5月期に於いても、26億程度の海外の売上がございました。そのうち50%が中国であるというのは事実でございます。この比率はすぐに下がるものではなく、人口も多い。当社としては十分注意してやっていきたいと思います。そういった面では頑張ってまいりたいと思いますのでご支援よろしくお願いします。以上ご回答申し上げました。
<備考>
創業360年を超える和紙から始まる不織布のメーカー。ホールの一室を借りての総会で参加株主は10数名程度か?
新型コロナウイルスが流行り始めた頃、不織布が中国で作られて、海外に持ち出しが出来ないということもあったので、それを踏まえての今回の質問です。小津産業としてはあくまでも海外展開しているのは事業所(販売及び輸出入)ということだったので、事業リスクは殆どないとは思われますが、注意喚起は出来たと思います。

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