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バーコード端末(S0102-0)5

先の記事で、「データの読み出しは、機器構成以外のRaspberry Pi などPythonが使えるPCで行います。」と表現したツールを作ることにしたので、挑戦してみました。

SQLite は元々ローカルで使うデータベースなので、ローカル環境でCSVファイルに変換する方法についてはWeb上に沢山見つけることが出来ました。
DB Browser for SQLite にもCSVでエクスポートする機能があり、ローカルで扱う分には多くの解決策を見出すことが出来ます。

ただし、今回の場合はLAN内に「SQLite 簡易サーバー」を作って、複数の機器からデータを集めることを想定しています。
データを読み出し、グラフにして意思決定に使うことを想定するなら、やはりLAN上の任意の機器からデータを読み出して各々の目的に応じて活用出来るようにしたいと思います。

そう言った目的で、簡単なプログラムを作成しました。

Windows / Linux 問わずにCSV化

タイトル画像はWindows PC の Libre Office Calc でCSVファイルを開いて罫線を引いただけの画面です。
別途、Raspberry Pi からも同じソフト(改行コードだけ変更)で同様の結果を確認しています。

今回のデータはグラフにして活用するには少々貧弱な気がしたので、表にするだけにしました。
とりあえず作ったソフトはSP002-0 として採番しました。

1レコードづつSELECTしてCSVファイルに追加する、簡単かつ愚直な仕組みです。
リモート(クライアント?)側からカラム名やカラム数を読み出す方法が解らず、カラム名が並ぶヘッダー部分(タイトル画像の1行目)等は手入力で作成したファイルから読み出しています。(ヒューマンエラーが心配です。)

勉強を続けて、ヘッダー部分もリモートから読み出すなど、もう少し気の利いたものになったら紹介したいと思います。

S0102-0の動作紹介予定

ともあれ、バーコード端末(S01020-0)および動作を紹介する道具作りは一段落し、次回の記事で動作説明をしたいと思います。

SQLite 簡易サーバー」についても、ちょっとだけ改良してS0102-0 に使ったバージョンといった位置づけで紹介出来ればと思います。

今後とも宜しくお願いします。


出来ればサポート頂けると、嬉しいです。 新しい基板や造形品を作る資金等に使いたいと思います。