バーコード端末(S0102-0)1
先日の書籍に刺激され、先にお知らせした温湿度露点ロガーの製作を後に回して、バーコードを使って工程管理用入力を行う端末のサンプルを作ってみようと思います。
教材的なものなので、簡単な仕様に抑えます。
以下、概要です。(作りながら変更する場合もあります。)
機器構成
1.バーコード端末(B01-1 + Raspberry Pi + バーコードリーダー +
アプリS0102-0) 1式
2.SQLite 簡易サーバー 1台
バーコード端末は工程毎に準備する前提ですが、サンプルは1台で兼用します。
バーコードリーダーを手配しましたが、入荷するまではキー入力でデバッグ予定です。
サンプル工程
サンプルの工程数は3工程で、仕掛品にはユニークなシリアル番号を設定し、バーコードで表示します。
個々の仕掛品に表示する場合もあると思いますが、決められた数量毎にパレットに入れてパレットに表示する場合もあるかと思います。
シリアル番号毎に1レコード記録します。
このシリアル番号は生産開始時に採番して、各レコードをSQLiteにINSERT します。各レコードはシリアル番号の他に、各工程の完了日時を記録します。
バーコード端末の機能
QRコードのコマンド表を読ませることで、以下の機能を切り替えます。
生産開始
シリアル番号の開始値と数量をQRコードで指示すると、レコードをINSERTします。(簡単のため、開始値の管理は別途行うものとします。)
各工程の記録
設定された工程の端末として機能します。
仕掛品のQRコードを読ませると、当該工程の完了日時を記録します。
直前の工程が未完了の場合はエラー表示して記録を中止します。
データ読み出し
データの読み出しは、機器構成以外のRaspberry Pi などPythonが使えるPCで行います。
先頭シリアル番号を指示すると、先頭以降のレコードをCSV変換してファイルに出力します。出力したCSVファイルをLibreOffice等でグラフ化するなどして活用します。
連休中の課題です。
以上の内容なら、この連休中に無理なく実現出来るだろうと考えています。
焦らずゆっくり進めてみます。
出来ればサポート頂けると、嬉しいです。 新しい基板や造形品を作る資金等に使いたいと思います。