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タンゴマラソン

今年に入って初めて海外のダンスイベント(タンゴマラソン)に参加してみた。基本的に海外旅行は旅友がいてその子と旅行に行くので観光はするけどダンスを踊るチャンスはほとんどない。なぜなら友達が踊らない人だから。わざわざ1人で出かけていくほど行きたいわけでもないし、旅友とは1年に会えるか会えないかなので、友達との時間を大切にすることにしている。

タンゴは好きだけど、日本のミロンガだと結局いつも踊る人が決まってくるのでもう少し幅を広げたかったのと以前一緒にレッスンしていた友達が海外に引っ越し、彼女から一緒にダンスイベントに行こう!という話になったので行くことにした。彼女は最初に行ったベオグラードのマラソンが良かったらしくそこからタンゴは一生踊りたいダンスだと思ったんだそう。

台北のタンゴマラソン
参加者おそらく300人〜400人くらい?それに比べると会場はきれいだけど狭すぎた。ものすごく混んでいてロンダ(ダンスの輪)がない。まるでサルサみたいにぐちゃぐちゃになっていて驚いた。
〈好きではない点〉
もっと皆と踊るという雰囲気があるのかと思ったら上手なリーダーは上手なフォロワーとしか踊らないという階層社会みたいなものを感じた。私はミロンガで楽しく踊れるレベルだけれど上級でもないし姿勢がそもそもよくないので上手とは言えない。上手なリーダーと踊りたくてカベセオしても席外されたり割とあからさまで驚いた。(自分のダンスレベル上げろってのとなんたけど)
良かった点
台北は食事が美味しいのでローカルの友達とか日本から一緒に行った友達とご飯食べるのが楽しかった。あとダンスで知り合った人みんなで行ったりとか。友達がすごく増えたわけではないけど多少のネットワーキングやレッスンのアドバイスとかも長く踊っている人たちからもらえた。

ベルリンタンゴマラソン
実は同じ月の月末はベルリンのマラソンに参加してみた。以前先生にヨーロッパのダンスのがオープン(アブラッソの話ではない)と言われたのだけれど意味が、わかった。フォロワーで言う右肩が楽なのだ。力抜いてるせいなのか割と手を動かす踊り方の人が多いので抜きやすいのかも。
台北と比べると踊り方、アブラッソ、ミュージカリティ色々個性が感じられて面白かった。比べるとアジアの人の踊り方って割と同じ感じ。パワーで踊っている人が多い気がする。あと欧州はフレンドリーではないと聞いたので恐れていたのですが皆話しかけてくれて楽しかったです。これからこういうオープンな踊り方を目指してみたい。日本で、できるかよくわからないけれども。
ベルリンのマラソンのほうが人が少ないせいか人を選んでる感もあまりなかったし、割と皆と踊るという感覚もあった気がする。ローカルミロンガにちょっとだけ入ってみたり、ホームパーティに突然乱入したりと思い出もできた。

ベルリンではテレワークを日本時間でやって観光してマラソンという生活をしてしまったので最後体調不良で、最終日はほとんど踊れず。次回からは仕事は休もうと思う。

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