処刑軍団ザップ

1970年・アメリカ
監督:デヴィッド・ダーストン

【zap】:《俗語》…を殺す,やっつける
ばん,びゅっ,ばりっ

キチガイが暴れまわり、人々を次々にブチ殺す「待ってましたぁ!!」的作品。

サタンの子等と名乗るカルト教団、といっても素っ裸で焚き火囲んでニワトリの首落としたり、田舎でナンパしたおねえちゃんをレイプしたり、廃屋に入り込んでネズミ殺してバーベキューにして喜んでるおバカな連中ですが、「こら!!お前ら静かにせんか!!」と怒りに来た近所のじいさんにLSD飲ませたりしていたずらしたもんですから、じいさんの孫のマッドなガキに仕返しにと”狂犬病の野犬の血入り”ミートパイを食わされてしまいます。

そして、期待通り(笑)口から泡吹き出した野郎が寝ている仲間の足をナタで叩き落としたり、サーベルで胴体貫いたりと暴れまわりまして、おねえちゃんはなぜか淫乱になり、町の荒くれどもが集まるバーで突然脱ぎだし、野郎共に姦されます。思ったとおり、荒くれ連中も狂いだし、互いに手を切り落とし合ったり、まともな奴を追い掛け回し首ちょんぱしたりと、キチガイの大行進が始まります。

しかし、隣町から駆けつけた警官隊に「もう手後れだ」とばかりに撃ち殺され、あっけなく全滅してしまうのでした。

そして、全滅したキチガイどもの死体をかたづけている医者の
「これでよかったんでねえの。狂犬病で死ぬよりは。」
というぼやきは、呆れるというよりなんか清々しかったです。

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