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物件と管理会社の距離

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事は、物件と管理会社との距離について書いていきます。

管理会社の受託可能エリア

管理会社は、管理する戸数を増やすことに注力しています。しかし、どこにある物件でも管理を受託する訳ではなく、管理する物件の受託エリアを管理会社ごとに決めています。

受託エリアは、「管理会社から車で30分以内」という取り決めから、「一都三県」と言うようにかなり広範囲で受託する管理会社まで様々です。管理会社のエリアは、仲介業務の注力度によって変わっている傾向があると思います。仲介業務を自社でほどんど行わない管理会社は、受託するエリアが広く、仲介業務に注力している会社は、比較的狭いエリアなっているようです。

受託エリアを絞っている管理会社

受託エリアを絞っている管理会社は、地域密着型で、地場の宅建業業者や大手から中堅の管理会社で、支店展開してる会社がこれにあたります。

受託エリアを絞っているため、物件に問題が発生した時にすぐに、現地に行けるといのが強みです。また、地元密着型なので、地場の仲介店舗のネットワークで、入居者の募集情報を拡散できます。

受託エリアが広範囲な管理会社

管理専業、建設会社系、デベロッパー系の管理会社の多くが、受託エリアを広範囲の設定しています。比較的経営規模が大きい会社が多いと思います。

受託してる物件が、広範囲に点在したいるため、現地の確認には、時間がかかります。しかし、水漏れなどの緊急対応に関しては、対応できる体制を整備しています。

入居者募集情報を、受託物件近くの仲介会社へ訪問営業をしている管理会社もありますが、入居者募集情報は拡散は、業者間流通サイトやメールを中心に展開しています。

どちらの管理会社が良いのか

委託する物件と管理会社の距離は、管理会社を選ぶ上で留意すべき事項です。どちらの管理会社良いかは一概に言えません。

物件の近くに住んでいる大家さんは、どちらの管理会社でもいいと思います。遠方の物件を所有している大家さんは、受託エリアの狭い管理会社に委託する方が安心です。

最近のお部屋探しは、ネットで、募集情報を探す主流となっているので、受託エリアの違いによる、入居募集の差はないように思います。

まとめ

不動産投資を進める上では、管理会社は重要なパートナーです。管理会社を選ぶ際に、物件所在地と管理会社の距離も留意する要素の一つです。

所有物件と自身の距離も、管理会社の選ぶ基準の一つになります。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今日はこの辺で、次回また。

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