見出し画像

不動産屋さんに紹介される物件⓷ ~空室対策~

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事は前回の続きです。

即答することが重要

不動産屋さんは、お客様の要望にマッチした部屋を探すために、いろいろな情報を集めますが、時には、入居時期、入居条件、家賃の値引きなどを直接管理会社さんや大家さんへ直接問合せをすることがあります。
このような問合せに対しは、即答することが重要です。回答が遅くなってしまうと、紹介されるお部屋の候補から外れてしまう可能性もあります。また、回答が遅くなることが多いと、
「あの物件は、問合せをしても回答が遅いから」というような印象をもたれ、紹介されにくい物件になりかねません。すべて先方の要求どおりの回答をするということではなく、問合せに対しいかに早く回答するかがポイントです。

即答するための準備

問合せに対し即答するために、問合せ事項を事前に想定し、回答を準備しておくことが重要です。
問合せの内容は、
・入居可能日などの日程に関すること
・入居条件に関すること
・家賃や初期費用の関すること
の3つに大別されると思います。

入居日程などの日程に関することは、原状回復工事の日程を把握し、いつから入居が可能なのかを明確にしておきましょう。また、入居日(家賃が発生する日)を先延ばしすることを希望されるケースもあります。たとえば、申込みをした日から1ヶ月以上先に入居日設定したいというようなケースです。このようなケースに備え、どのぐらいまで先延ばしを許容するかの決めておくといいと思います。

高齢者や子供の入居、外国人の入居、ルームシェア、バイクの駐車、ペット飼育などの入居条件に関する問合せは、多種多様ですべての問合せを想定することは難しいですが、できるだけ事前に検討して可否を決めておきましょう。可否を決めた入居条件に関しては、募集広告に明記することにより、問合せを減らすことができます。

家賃や初期費用の交渉に対しては、予め許容する値引き額を決めておくといいと思います。
「敷金・礼金などの初期費用の値引きする代わりに、家賃を2,000円アップでどうでしょうか?」というような交換条件を出してもいいと思います。

また、信頼できる不動産屋さんには、事前に家賃の値引き幅を伝えておき、その範囲内で値引き対応をしてもらうよう依頼しても思います。

不動産屋さんへ営業

不動産屋さんは、情報を多く持っているお部屋の方が紹介しやすいわけですから、不動産屋さんへ営業に行くことは、有効は手段だと思います。募集しているお部屋の情報を直接不動産屋さんにお伝えしましょう。また、一方的にお部屋の情報を提供するだけでなく、不動産屋さんから、最近のお客様の動向などを聞けることも営業に行くメリットです。

営業経験のない方には、直接不動産屋さんに営業に行くことを躊躇されると思いますが、私の経験では、大家さんの立場で不動産屋さんを訪問しても、門前払いにあったりすることはないと思います。まずは、勇気をだして営業に行ってみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

今日はこの辺で、続きは次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?