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不動産投資会社

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事は、不動産投資会社について書いていきます。

不動産投資会社とは

不動産投資会社とは、一定の定義がある訳ではありませんが、一般的にはアパートやマンションなど収益不動産を販売し、不動産投資を勧める会社のことです。

不動産投資会社は、さまざまな会社がありますが、物件の取引形態などから、開発系、販売代理、転売、仲介の4つに分類できると思います。

不動産投資会社は、自社または、自社系列の管理会社を持っているところが多く、収益物件の販売だけでなく、販売後の物件の管理も請負い、総合的にサポートする会社もあります。

提携ローン

不動産投資会社は金融機関と提携し、独自の提携ローンをあっせんする会社がります。提携ローンは、金利や返済期間のなどの好条件になっているケースが多いようです。

不動産投資会社を選別する

不動産投資会社という名前から、あたかも、不動産投資にプロフェッショナルであるような印象を持ちます。しかし、不動産投資会社のほとんどは、物件を販売することにより収益を上げている会社なので、購入してもらえるように、メリットを強調し、デメリットはあえて語りません。不動産投資会社の中には、悪徳業者も存在するようで、悪徳業者の手口を紹介したサイトのあります。

不動産投資会社と付き合う上での注意点

すべての不動産投資会社は、悪徳業者ではありませんが、不動産投資会社とのやりとりの中で、次のようなことを注意しましょう。

・購入を急がす会社
  必ずしもではないですが、購入を急がす場合は要チェックです。
・仲介手数料などの初期費用かからない
  売主業者がら購入する場合はそもそも、仲介手数料は発生しません
  登記費用など不要と言っている場合でも物件価格に含まれています
・住宅ローンでの購入を勧める
  最近は少ないと思います
・物件の稼働率99%などの100%に近い数値
  リフォーム工事期間などを除外して計算していることが多いです

不動産投資会社からの情報を自分で検証できるようになりましょう。

不動産投資会社の上客とは

不動産投資会社は、医者、弁護士、エリートサラリーマンなどで、年収が1千万円を超えていて、仕事が忙しい人を上客になります。収入の高い人は、ローンで審査も有利ですし、借入可能額も高額になるため物件を売りやすくなります。

収入の高い人は、それなりに所得税の高いので、「不動産投資による節税効果」の切り口で、売り込みをしてきます。不動産投資をすることで、所得税がいくらか、還付されるケースはあります。しかし、還付があるのは、購入後数年であったり、不動産投資にキャッシュフローを考えると、実際に還付があっても、それ以上に現金の支出がある場合があります。

また、仕事が多忙なので、不動産投資会社のセールストークを検証する時間もなく、鵜呑みにしてもらえるのも、不動産投資会社には好都合です。

まとめ

不動産投資会社は、物件を販売する事により収益を上げていて、物件の購入したお客さんが、不動産投資で儲かるかどうかは、自分の収益には影響がないと言うこととを理解しましょう。すべての不動産投資会社が悪徳業者ではありませんが、100%あなたの味方であることもありません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。

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