不動産投資や賃貸経営に関する知識をどのように習得するのか⓵

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回は、不動産投資や賃貸経営に関する知識の習得方法について書いていきます。

不動産投資を始めるために必要なことを書きました。
　　不動産投資をお考えのあなたへ⓵
　　不動産投資をお考えのあなたへ⓶

不動産投資は、ミドルリスク、ミドルリターンの投資だといわれていますが、何の知識もなく始められるのでしょうか。知識がないままで、収益物件を販売する会社のセールストークを鵜呑みにして、物件を買ってしまい、大変なことになっている人もいます。
不動産投資や賃貸経営に関する知識がない状態で、物件を購入することは、ミドルリスクからハイリスクになってしまいます。

以前の記事でも書きましたが、不動産投資は、ほかのビジネスと比較して、労働投下が少ないビジネスモデルだと思います。その理由の一つとして賃貸管理などの実際に自ら動く必要のある業務は、アウトソーシングできる仕組みが整っています。

しかし、アウトソーシングは、あなたの手足となって作業をしてくれるだけで、どんなことをやってもらうのかは、あなた自身が決める必要があります。つまり、経営上の判断を自身で下す必要があるのです。いろいろな局面で、適切な判断をするためには、不動産投資や賃貸経営に関する知識が必要になることは言うまでもありません。

不動産投資を始めるのに必要な知識は具体的に、
　　① 不動産取引、投資手法
　　② 賃貸管理（管理運営）
　　③ 税務・会計
　　④ ファイナンス
　　⑤ 建築
①～⑤のような幅広い分野い知識が必要になります。

①不動産取引、投資手法
言うまでもありませんが、このあたりの理解がないと、物件の良し悪しの判断がつきません。

②賃貸管理（管理運営）
物件を購入後物件を運用して収益を上げるために必要となる知識です。販売する会社のセールトークを鵜呑みにし、知識が無くてもできると思い込み、不利なサブリース契約を締結してしまい、のちにトラブルになる事例も少なくありません。

③税務・会計
不動産投資や賃貸経営を行う過程では、様々の税金が課税されます。税金の仕組みを学ぶことは重要です。
また、その税金を把握するためにも、会計の知識は必須です。

④ファイナンス
不動産投資のメリットの一つに、借入金で投資ができることがあります。そのメリットを生かすために、ファイナンスの知識が必要です。

⑤建築
不動産投資の対象は、土地と建物で、特に建物を所有し収益を上げるため、適切なメンテナンスが必要になるため、建築の知識も必要になります。

このように、不動産投資、賃貸経営に必要な知識は多岐に渡ります。一つ一つの知識を深く学習するのには、時間もかかります。まずは、浅く広く勉強時、各々の知識の全体像を理解すること、諸問題が発生した時に、誰に相談すれば解決できるのか、を知ることが重要です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日はこの当りで、次回は具体的な勉強方法を書いていきます。