こんな管理会社ヤダ! ~賃貸経営の事件簿~
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
賃貸経営の事件簿は、自身の不動産投資、賃貸経営の経験の中で遭遇した事件?について書いていきます。
今回は、以前委託していた管理会社との間で発生した事件です。
仲介会社からの電話から
空室募集中のある日、懇意にしている仲介会社の担当者から
「○○アパートの20x号室は、まだ、空室ですよね」
という内容の電話が入りました。実際 空室であったため、
「まだ、空いていますよ」と回答すると
「そうですよね。でも、DD不動産(仮名:当時委託していた管理会社)に問合せしたら、○○アパートじゃなくて、別のアパートを進められて、鍵の貸してくれないんだよね」との反応
「え!!!!!!!(絶句)」
DD不動産への事情聴取
仲介会社からの電話の話を元に、管理会社であるDD不動産へ電話をかけ事情をヒアリングしてところ、私の物件を紹介しない明確な理由が聞けませんでした。
私の物件を紹介しないのは、意図的に行われただと判断し、DD不動産の社長に、この事態をお話し、改善を要求しました。
なぜ、紹介されなかったか
この事件が起きる前から、DD不動産の担当者と私の関係性は良い状態ではありませんでした。関係が悪化した理由は、担当者の入居促進の活動に不満があり、私自身が、仲介会社へ訪問営業をしていたこと原因です。DD不動産から見ると、仲介会社から客付けだと、手数料が少なくなるため、仲介会社へ積極的に営業するのが面白くなかったのでと思います。
もう一つの理由
仲介会社へ私の物件の代わりに紹介された物件は、DD不動産が所有す物件であることが分かりました。事実は分かりませんが、会社ぐるみで、その所有物件へ誘導していた可能性があります。
管理会社の事情
今回の件は、あまりの露骨なやり方ですが、管理会社には、物件を紹介する優先順位があると思います。今回のように、自社所有や、社長所有の物件が最優先で紹介されると思います。次は、自社の管理物件の内、広告料が高い物件になると思います。
管理会社は、営利企業なのでから、利益を求めているため、紹介する物件の優先順位があるのは当然だと思います。しかし、問い合わせにあった物件を紹介しないのはどうかと思います。
まとめ
このような事態の他にも、DD不動産との間でトラブルが発生し、現在は管理委託はしていません。
今回の事件は極端ですが、管理会社へ丸投げしていると、このようなことが自分の知らないうちに行われている可能性があります。管理会社に任せているから安心という訳ではありません。
管理会社は信用できないと考えるではなく、管理会社の立場を理解し、お互いにWIW-WINの関係性を構築できるよう接していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日はこの辺で、次回また。
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