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不動産屋さんに紹介される物件⓵ ~空室対策~

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

以前に記事で、空室対策としては、入居者期間の長期化について書きましたが、今回は、入居者を探す、入居促進について書いていきます。

空室の原因は退去

空室が発生する原因は、ずばり 退去です。当たり前のことですよね。

それでは、入居者さんはどのような理由で退去するのでしょうか?
いろいろの理由が考えられますが、次の2つに分類できると思います。

・入居者さんのライフステージの変化
・物件への不満

就職、転勤、結婚、出産というようなライフステージの変化にともなう退去は、大家さんが防止することはできません。

賃貸住宅のメリットのひとつに「いつでも引っ越しできる」ということがあります。理由はどうあれ、賃貸経営を続ける以上、入居者さんの退去は避けて通れないものだと思います。
つまり、賃貸経営では、空室対策は避けては通れません。

「この時期は、お客さんが来ないから、(客付けは)厳しい」?!

8月に、お部屋のPRのために不動産屋さん(仲介会社)を訪問すると、
「この時期は、お客さんが来ないから(客付けは)難しいね」というような話を不動産屋さんから聞くことがあると思います。たしかに、訪問したその不動産屋さんには来客はなく静かな感じです。

それでは、本当にお客様がお部屋を探しに来ないのでしょうか。決してそんなことはないと思います。確かに、2、3月の繁忙期に比べれば、来店数やインターネットからの反響は少ないとは思いますが、お客様がゼロになることはないと思います。
 先ほどの一言には、「あなたのお部屋に紹介するお客さんがいない」という意味も含んでいるにではないでしょうか。つまり、お客様はいるけど、あなたのお部屋は紹介しないということになります。

入居者促進を考えるとき、不動産屋さん紹介してみらえる物件にすることも大切な考え方です。

お部屋探しはインターネットが主流

最近のお客様は、お部屋を探すとき、まずは、インターネット上の広告から情報収集し、ある程度お目当てのお部屋を絞り込んだ上で、不動産屋さんを訪問するケースが増えています。しかし、一つのお部屋の募集情報は、ネット上でいろいろなサイトに掲載されていていますし、同じサイト内に複数に不動産屋さんから同じお部屋の広告が掲載されているケースあります。そのため、お客様が不動産屋さんを訪問した時点で、既に、ほかの人に入居申込みをされていて、お目当てのお部屋に入居申込みができないこともあります。そこで、お客様は、ほかのお部屋の紹介を不動産屋さんにお願いすることになると思います。
また、お客様がお目当てのお部屋は1つとは限らず、複数のお部屋を候補として選定し不動産屋さんを訪問するケースもあります。このようなときは、不動産屋さんのお部屋の紹介の仕方が、お客様の決定を左右することがあると思います。

このように、お客様がお部屋の募集情報を認知するまでは、インターネット上の広告から、情報を得ています。その後、問合せ、内見といった、入居申込みをするまでの段階では、不動産屋さんとのやり取りが多くなるため、実際にお部屋を決めて入居申込みをする場合は、不動産屋さんの影響はかなりあると思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。



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