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ルームシェア ~空室対策~

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事では、入居条件の一つ ルームシェアについて書いていきます。

ルームシェアとは

ルームシェアは、一つの住居に家族以外の複数の人が入居することです。シェアハウスは、大家さん側がシェアハウスとして入居者募集するのですが、ルームシェアは、入居者が友達と一緒に住むことを前提に入居してきます。

ルームシェアは海外では一般的なようですが、日本では、ルームシェアを受けいてない物件が少なく一般的ではありません。

ルームシェアに向いている部屋

どんな部屋でもいいのですが、ワンルームや1Kの部屋はやはり、ルームシェアには不向きだと思います。2部屋以上ある部屋や、戸建て住宅はルームシェア向きでと思います。

築古の物件でも決まる可能性は高いと思います。

ルームシェアを受け入れない理由

ルームシェアでは、家族以外の人同士で一つの物件に入居するのですが、当然家賃は、入居している人同士で負担します。

例えば、3人で家賃9万円の部屋に入居する場合、一人が3万円づつ負担します。その後何らかの理由で3人の内一人がこの部屋を出て行ってしまうと、一人当たりの家賃の負担額が3万円から4.5円にアップし、負担するのが困難になり、滞納につながります。

このように、大家さんから見ると、家賃に回収が困難ななることが、ルームシェアの入居を受け入れない理由の一つです。

ルームシェアの入居を受け入れるために

一般的ではありませんが、ルームシェアを希望している入居者は一定数存在しています。ルームシェアを受け入れる旨を、入居条件にいれることで、空室対策になると思います。

想定される家賃回収のリスクを避けるため、契約時に注意が必要です

定期借契約
ルームシェアの受け入れる場合は、定期借家契約が必須です。トラブルが発生した時に、定期借家契約であれば、契約期間が終了すれば、退去してもらうことが可能です。

入居する人全員と連名契約する
賃貸契約をする際に、入居するひと全員と連名で契約してもらいます。このとき、入居する人に家賃の負担割合は記載しないで、家賃の総額で契約します。家賃の請求は、入居者全員の請求できるようします。
できれば、連名に入居者ごとに連帯保証人を立ててもらえればない良いです。

まとめ

トラブルの発生を嫌ってルームシェアの受け入れない大家さんが多い中、ルームシェア可能な物件は数少ないので、空室対策としていいと思います。

ルームシェアで発生するトラブルを想定した契約方法を採用しましう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

今日はこの辺、次回また。

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