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空室のスリッパを置く ~空室対策~

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回は、低予算でできる空室対策について書いていきます。

空室対策にどの位の予算をかけるのか

空室対策にかけた費用を回収するのは、空室対策を実施し、入居者を決め、その入居者は退去するまでの家賃が売り上げが基本になります。入居期間は入居者によって変わってきますが、その物件の平均的な入居期間をベースに考えるといいと思います。

  期待される家賃総額 =  家賃 × 平均入居期間 

つまり、空室対策にかける費用は、期待される家賃総額に対して、どの位かけるかが、基本的な考え方になります。厳密には、リフォーム工事に費用も含めて考える必要あります。

家賃の設定

家賃の設定は、空室対策上も重要です。家賃は、入居者さんが感じる物件の価値とのバランスが重要です。このバランスが悪いと、入居までに時間がかかり傾向にあります。物件の価値とのバランスが取れた家賃設定が大切です。家賃の決め方を書きに記事を参照してください。

家賃額の設定は、賃貸経営の収支への影響はありますが、費用のかからない空室対策の一つです。

入居条件

入居条件に関しては、以前の記事で何回か書いてきましたが、初期費用の設定も含めて、費用がかからない空室対策として有効です。

空室にスリッパ

空室対策を指南する本やネット上の記事では、募集中の空室にスリッパを置くことを推奨されています。しかし、実際には置かれていない空室多いと思います。

スリッパは、部屋を案内する仲介業者が持参するため必要ないという人もいます。しかし、部屋を開けた時に、玄関にスリッパがセットされていた方が、歓迎ムードがあり、入居につながると思います。

一方 置いてあるスリッパが汚れていたり、乱雑に置かれているとむしろ逆効果になりかねません。

単にスリッパを置くだけでなく、必要に応じて、スリッパのチェックをすることが重要です。

まとめ

「これだけやっておけば、入居者が決まる」といった空室対策の必殺技はないと思います。ご存知の方いらっしゃたらコッソリ教えてください。

空室対策を進めに時は、まず、低予算でできる空室対策を積み重ねだと思います。また、決まるまで、あきらめずに継続することが重要です。


最後までお読みいただきありがとうございます。

今日はこの辺で、次回また。

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