見出し画像

ローンの審査⓵

こんにちは、大家兼不動産屋の廣田です。

ローンで資金調達を行い、自己資金以上の物件の投資することが、不動産投資の魅力の一つだと思います。
金融機関は誰にでもお金を貸してくれるわけではなく、審査を通過しないとお金を貸してくれません。

そこで今回の記事では、ローンの審査について書いてきます。

金融機関の審査の内容

金融機関は、「きちんと返済してくれるか」「返済が滞っても大丈夫な物件(財産)であるか」という観点で審査をします。

ローンの可否を決める審査の項目は概ね
   対象物件の収益性
   対象物件の担保評価
   自己資金の比率
   個人の年収
   個人の属性
の5項目になると思います。審査の項目は、どのこ金融機関でもあまり変わらないと思いますが、その基準は、金融機関ごとに違います。
ある金融機関でNGであっても、ほかの金融機関ではOKになる場合があります。

対象物件の収益性

ローンの対象となる物件の収益性の評価は、キャッシュフローで審査します。空室損、ローンの金利を意図的に高く設定した状態でキャッシュフローがマイナスにならないかを調べます。審査するときに空室損、金利は、金融機関ごとにちがいます。

キャッシュフロー審査

対象物件の担保評価

対象物件の評価は、積算価格×掛け目です。貸出金額が担保評価額を超えなけれなOKです。

  担保評価額 ≦ 貸出額  ← OK

積算価格に関して以前の記事を見てください。

自己資金の比率

以前は、物件価格を同額のローン、いわゆるフルローンで貸出をしていた金融機関がありましが、現在、特に初めて収益物件を購入する場合は、物件価格の30%程度の自己資金を求められます。つまり、物件価格の70%程度までしか貸してもらえないということになります。

自己資金の金額は、貸出額の上限だけではなく、自己資金を準備できる=堅実にお金を貯められる人という属性の評価にもつながります。

個人の年収

住宅ローンやオートローンなどのすべてに借入金の合計が年収の8~10倍以内になって審査される場合があります。特に、初めてのぶっけ購入時は審査される可能性はあると思います。

最後に、YouTubeLiveのご案内です。今回のテーマは
「全国融資戦略会議」です。ご視聴下さるおねいします。
詳細は下記に記事からどうぞ!

最後までお読みいただきありがとうございました。
今日はこの辺で、続きは次回また。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?