〜勧誘の敬意〜離婚パパの逆転珍道中
人間というものはなかなかにやっかいな存在で、親近感と敬意は、彼らの心中では両立しがたい存在である。
ー 塩野七生(作家) ー
今月も上手くいかない日が続いています。
理由は明確で先月末にお金を貸した結果、なんのために自分が働いてるのか見失った事が要因です。
自分も借りる側だったので仕方ない事でしょう。
そんな中仕事の依頼を今月だけで8件いただきました。
全てが営業に纏わるもので、報酬も月給50万+歩合や好きに抜いていいなど目を見張るものでした!
ですが全てお断りしました。
(受けたが相手の返答の遅さに、勝手にやるのをやめたものもあります。)
昔の自分であれば喜んで飛びついていた事でしょう。
しかし今の自分にとってお金は大事ですが、同時に優先順位としてそこまで高くなくなったのかもしれません。
【勧誘の敬意】
この考えについては人それぞれ思うところが違うかもしれません。
しかし僕は大事だと思うので、共感してくれる人だけ共感してもらえればいいと思っています。
僕が今回全て断ったのは【勧誘の敬意】が欠けていたからです。
言い換えれば
・先方がその人財の必要性、用途の明確化
・社内でその人財の展望を見据えている
という点ができているかという事です。
その人が活躍するかはその人次第ですが、その人の活躍の場を設けるかは企業側が設定するものだと僕は思っています。
しかしその中で有用性を性格に認識せず、用途を明確にせず、淡い期待を込めて勧誘をする。
傲慢かつ怠慢の何者でもありません。
その人財を生きるも殺すもその環境(企業)次第。
その人財に
・どのようになって行ってほしいのか?
・どのような利益を生み出してほしいのか?
・企業の展望がどのように進展するのか?
中途採用のような状況であれば、よりこの点を企業側は考えるべきだと思いました。
採用は企業が選ぶ側から、就職者と企業両者が選ぶフェーズへと変貌を遂げました。
選ぶ側という上から目線ではなく、互いに敬意を持ち合う素敵な環境(企業)を作って行って欲しいと思います。
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