少年時代
この本に出会ったのは、読売新聞日曜版のおすすめ図書のコーナーではなかったかと思う。時期もうろ覚えで、高校生か、大学生か、時間を持て余している頃だったと思う。
通学帰りに渋谷の本屋さんに寄って、はじめてこの本を手に取った。装丁がきれいだった。表紙の絵が素敵だった。読みたいと思った。
これまで何回も読み返している。英語でも読んだ。かつてのアメリカ、時代が移り行く田舎のアメリカで、これから思春期を迎える男の子の、少しずつ大人になっていく中で無邪気さ、純粋さが薄れつつある中で、子供の持つ魔法、イマジネーション、想像力、憧れ、、、が溢れている。自分のことで精いっぱいで、でも周りのことも考え始めて、少しずつ成長していく物語は、惹き込む力があった。
疲れた時に、きっとまた読む。
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