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8時間越えの話題作『死霊魂』アップリンク吉祥寺にて10月16日(金)より上映:いまだ明らかにされない中国史の闇、「反右派闘争」を描いたドキュメンタリー

アップリンク吉祥寺にて10月16日(金)より、『鉄西区』『無言歌』『三姉妹〜雲南の子』のワン・ビン監督、8時間を超える渾身の大作『死霊魂』の上映がはじまります。

10月16日(金)~10月29日(木)の全日程のチケットを発売中です。

2018年カンヌ国際映画祭 特別招待作品であり、山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 大賞&観客賞である本作は、いまだ明らかにされない中国史の闇、「反右派闘争」を描いたドキュメンタリー作品。

『死霊魂』

ある日突然、送られた収容所は〈飢餓収容所〉と化した。
地獄を生き延びた者たちの証言が死者の魂をよびおこす。

1950年代後半、「我々は人民の自由な発言を歓迎する!」と政府が主導した「百家争鳴」キャンペーンにのせられ、自由にモノを言ってみたら、ある日突然、「右派」と呼ばれ、55万人もの人が収容所に送られたのだ。そこに大飢饉が重なった。「4500万人の死者を出した史上最も悲惨で破壊的な人災」(フランク・ディケーター著『毛沢東の大飢饉』)ともいわれる凄惨極まりない飢餓によって収容所は地獄と化した。
カメラの前で語るのは、生還率わずか10%ともいわれた収容所を生き延びた者たち。2005年から2017年までに撮影された120人の証言、600時間に及ぶ映像から本作は完成した。

『死霊魂』
(2018年/フランス、スイス/506分(三部上映/第一部166分、第二部164分、第三部176分/英語題:DEAD SOULS)
監督・撮影:ワン・ビン

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