自然な配慮とは
当たり前の配慮を当たり前のように行う。当たり前でない配慮や不要な配慮は行わない。篠山大明氏(信州大学医学部)
なぜか登校できた一年・・・とにかく担任の先生が良かった。信頼できる、ちゃんと変わってくれる。
相性のよさ・・・何か伝えるときは、ややこしいことは言わずに、合理的な理由をシンプルにはっきりと伝えたので、子どもが分かりやすかった。
登校できた理由・・・子どもが何を求めているかをよく理解し、求めることはできるだけ応じ、逆に配慮を求めないことは余計なことはしない。特別扱い感を出さずに、あまりにも当たり前に行うの、本人も引け目を感じない
大人の価値観・・・大人が差別意識を持たずに、正当な配慮を至極当然のことと考えれば、他の生徒も「ずるい」と感じることも少ない。それでも文句をいう生徒がいたら、その生徒自身が自分の役割に不満を感じている。
当たり前の配慮・・・配慮すべきことは惜しみなく当然のように配慮する。本人も堂々と必要な配慮を求めることができるし、周りも当然のことと人しくする。当たり前という認識不足。
出典:教育と医学 2021年11・12月号
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