読む本で、人生が変わる。
中谷彰宏さんの本である。
この本は、本を読む楽しさと中谷彰宏さんの寛容さが伝わってくる1冊だ。
なりたい自分になるための66項目がやさしい言葉で綴られている。
その中で私がハッとなった読書の楽しさ3項目。
【03】覚えるより、考えよう。
【05】正解は、自分でつくる。
【22】『漢和辞典』を、読もう。
【覚えるより、考えよう】
覚えようとした瞬間に、感情移入ができなくなって、面白くなくなる。
本の楽しみは、味わうこと、感じること、考えること。
危なかった。
進む方向を間違えていた。
ここ最近読んだ何冊かは、読書後の記憶喪失がこわくて覚えることに囚われていた。
本を感じることを忘れていた。
本来の読書のよさを見失っていた。
覚えても何も楽しくない。
考えるから楽しいのだ。
また、私は『他人』に囚われていた。
客観的に見ても大事となるポイントはどこか。
みんなならどこに線を引くだろうと、そんな事を考えながら読んでいた。
読んでいるのは自分なのに。
【正解は、自分でつくる】
どこに線を引こうが自由。
正解はないといってくれたことがうれしかった。
人と答えが違ってもよいのだと。
人と考え方や感じ方が違ってもいいのだと。
どこが大切かは自分で決めていいといわれて、我に返った。
それかけていた道を本来の読書のあるべき方向に引き戻してくれた気がした。
楽しさを思い出させてくれた。
【漢和辞典を、読もう】
1つの漢字の中に、いろんなニュアンス、味わいが入っている。
そんな視点で漢字を見たことがなかった。
そう考えてみれば、同じ読みに対して、いろんな漢字があるものがある。
あえて、その漢字を選んだ意味が、そこに込められているのか。
そこまで意識を広げて読んでいなかった。
漢字を知れば深いところまで本の中に入れるのかもしれない。
漢字の世界に少し興味をもった。
面白そうだ。
おまけに1項目。
【54】
1冊読むと、次の読みたい本が、3冊見つかる。
本を読むと、その中にいろいろ本が紹介されていたり、巻末に同じ著者の本や参考文献などが載っている。
1冊読むと最低3冊は読みたい本が見つかる。
巻末に中谷彰宏さんの著書がズラリと載せてある。
うまいなぁ。
早速、2冊検索。
そしてもう一冊は、
漢和辞典。
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