ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。
haruさんの本である。
性同一性障害で、ADHD(注意欠陥・多動性障害)で、解離性同一性障害(多重人格障害)の主人格『haru』について、交代人格の人たちがどういう風に『haru』の中に存在しているか、また、生まれた経緯や思いが綴られている。
多重人格というのは、ドラマで目にしたことがあり知ってはいるが、なぜ多重人格になるのか、別人格(交代人格)が出ている間、本人(主人格)はどうなっているのか、あまり深くは知らなかった。
だから、この本があると知ったとき読み知りたくなっ