自撮りの加工は嘘で加工してない写真は真実なのか?

こんにちウーです。よく加工した自撮りというのが加工詐欺だなんて言われますよね。ですが、果たして加工してない写真こそが真実を写すのでしょうか?鏡というのはある意味で本当の姿を写す物としての役割を機能してきたはずですが、これも鏡を見る人の視力に依存します。私は視力が悪いのですが、メガネをした時としてない時では、どんなに鏡に接近しても別の姿に見えるんですよね。ということは視力というものを同じ値にしない限りは別の世界を見ていることになると思います。
この理論だと、集合写真などを撮れば平等な姿を写してしまう訳ですね。これは残酷だと思います。学校の卒業アルバムを見れば分かると思うのですが、どう考えてもみんなネットで見る美人やイケメン達に匹敵する人間なんて殆どいないことがわかると思います。
彼らは遺伝子的に恵まれただけで、何もしてないに等しいじゃないですか?それを写真の加工技術やVtuberといったモノこそが、身体の拡張性を得た本当の姿と言ってもいいのではないでしょうか?安くても美味しい食べ物やネット環境により情報の平等性が担保されてしまった現実では、次なる欲望は身体の平等性へ向かう気がします。ネット空間で富を得た人間が現実への身体の拡張、つまりはVtuber達のスパチャは美容整形に投資され、引退後YouTuber化するという未来があるのではないでしょうか?

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