自然は不自然だ

いやー、めっきり寒くなりましたね。

寒さはハンパ無いけど、 季節としては実に中途半端です。「年末」といっても、まだ師走だから、つい、数か月前まで「晩秋」だったのに、もうすぐ新春です。地球は、太陽を楕円の軌道で周回しているから太陽との距離が近かったり、遠かったりして、暑い時期や寒い時期が有るのは当然だから、その推移に伴い自然は移ろっていくが、楕円だって、円だから曲線で繋がっていて、四つに区切れてはいないから、我々が「四季」と呼んでいる現象は不自然に人為的に歪められた自然の姿だ。
 季節は四分割されていないし、現に我々以外の生物達は「冬は冷える~」とか「春だ!嬉しい」なんて感じていないだろう。春も夏も秋も幻想だ。

 

また、我々以外に暦を理解する生き物が居ない限り「年末」も成立しない。

我々が「言語」という奇術を使い始めて以来、あらゆる事象に名前や定義・説明を付けてきたが、自然も季節も名も定義も纏っていない。
しかし、我々の言葉を操って屁理屈を並べるという悪癖で、季節も自然も「ありのままの姿」から離れてしまうので、我々の知る自然は不自然に歪んだ姿をしている。

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