押し入れ経済学~イベント#お金について考える応募用の過去記事の再投稿です

押入れの掃除をしていたら、古着のポケットから、銀行の封筒が見つかり、結構な額のお金が、入っていた。何かの都合で下ろした預金が不用になって、そのまま失念していたのだろう。
こういう、予定外のお金は、もともと自分のお金なのに得した気分になってしまう、よく考えたら、本来、お金には、何の価値も無い。つまり、100円でパンは買えるが、100円は食べられない。つまり「価値の代用」に過ぎない。
お金は、「価値」と交換ができるだけで「価値」そのものでは無い、日本人は、この「交換」があまり上手でないようで、
日本は世界的に見て「国民の幸福度」が低い国だそうだが、我々は、お金の「量」に頼り過ぎて「豊かさ」を見失っていたのではないだろうか?
本年度の「幸福度ランキング」でも、日本は28位と、微妙な順位だった。
一方の上位の国は1位が、コロンビア、2位にフィジーと
日本より経済が何倍も潤っている訳ではない様子だから、幸福の感じ方が日本人より上手なのだろう。
我々も、この不景気を機に、少ない手持ちを、より多くの幸福と「交換する」訓練期間として、上位の諸国に学ぶ良い機会にしては、どうだろう?
このような統計結果が出る事は実際の「幸・不幸」とは別で「習慣」の問題のような気がする、我々は、日々の生活の中で「あ~幸せだ」などと、いちいち、幸せをかみしめる習慣が無い。
一方世界中のほとんどの国が、何らかの宗教を持っているから、
毎日の礼拝などで、神様に感謝をする習慣が有り、そんな時「あ~不幸だ、神様の馬鹿ヤロ~」とは、ならないだろう。
日本人には、毎食ごとに、「いただきます」「ご馳走さま」と食への感謝を表すという、素晴らしい習慣があるのに、そんな民族が、何故、幸福をかみしめる事が苦手なのだろう?
毎度、感謝を捧げる対象が、食事だけとは、情けない。

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