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世界という現象

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我々が普段「世界」と呼んでいるものは、確固たる物質存在ではなく、我々の「多数決」的な認識で、その姿は変化する、という流動的な側面を持っているという視点で捉えた世界像を描いたエッセ…
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2019年4月の記事一覧

気まぐれ宇宙論

僕の職場は大きな公園に面し、更に、僕のデスクは窓際なので、今ぐらいの時期は、つい、手元の仕事より、窓の外の新緑に目が向いてしまうが、「色が見える」とは、不思議な現象だ。世界に色が有るから、我々類人猿は、それが見えるように進化した?それとも、我々が、光が見える動物に進化したから、光(色)は「有る」?
世界には、光を認識しない生物は、たくさんいる。身近な所では、犬や猫は色盲だし。ほとんどの哺乳類もそう

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