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世界という現象

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我々が普段「世界」と呼んでいるものは、確固たる物質存在ではなく、我々の「多数決」的な認識で、その姿は変化する、という流動的な側面を持っているという視点で捉えた世界像を描いたエッセ…
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2018年1月の記事一覧

世界のカタチ

正月の、暇つぶしに「駅伝」を見た、アフリカの留学生ランナーの活躍が目についた。彼ら、「アフリカ人」は、身体能力だけでなく、視力も我々より優れていると聞く。

我々より遠くまで見えているなら、我々には見えない遠くまで、彼らは「世界」と認識する筈だ。
この「目に見える」や、「どう見えるか?」は、案外、重要だ。
我々は、日頃、目に見えない物は信じないが、見えるものは疑わない、というように、「視覚情報」に

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