誇り高きアイドルの彼らへ。
CDTVとMステの本音と建前のパフォーマンスから感じたもの。
期間限定ですが、YouTubeにCDTVのパフォーマンスが上がりました。(10/4)
一言で言えば、"プライド"です。
これまで自分たちが所属タレントとして努力して磨いてきた、歌、ダンス、魅せ方、本番での強さ。そしてアイドルとしての経験。
全部を全力で、プライドを持って全身全霊で出し切ってくれたという印象です。
椎名林檎さん提供のこの曲。
最高にかっこいい曲ですが、難しい曲です。
正直、ドキドキしました。
この状況で、プレッシャーの中で、どこまで実力を発揮して歌いこなせるのか…。
しかし、それは完全な杞憂に終わりました。
むしろ、完璧を超えてきました。
彼らはいつもファンが不安になると言葉をくれるのですが、それ以上に有無を言わせぬ圧倒的なパフォーマンスで全てを吹き飛ばしてくれることがよくあります。
今回はその最たる例でした。
積み重ねてきた努力による確かな実力。
正確なだけではない、気持ちと熱のこもったパフォーマンス。
攻撃は最大の防御、と勝利くんはよく言っていますが、基本はきっちりこなしながらの、攻めた表情、攻めたダンス、攻めたアレンジ。
遊び心や余裕すら感じるほど。
Sexy Zoneは、平均年齢14.4歳という若さでの華々しいデビューを飾りました。
初登場首位デビューは、1968年1月のオリコンシングルランキング発表開始以来ソロ、グループを通じての歴代最年少記録。
しかし、そこからは波乱の歴史があり。
念願のドーム公演を叶えたのは11年後。他のグループよりずっと遅かったのです。
だからといって、彼らが努力していなかったなどということは勿論無くて。
もがいてもがいて、もがき続けて、ふまけんを筆頭に個々のメンバーの認知度もアップし、歌の良さも徐々に音楽好きの方たちに広まり、今、Sexy Zoneは熟成した、実力のある素敵な中堅グループになりました。
その実力を如何なく発揮してくれた、生放送での2回のパフォーマンス。
どちらも違って、どちらも良かった。
画面を通して、ファンだけでなく、見ていた多くの人に届いて、心に触れているのを感じて、ファンとして胸が熱くなりました。
Mステでは他の共演者の方たちとの楽しいやり取りも話題に。
BE:FIRSTの皆さんとの会話にボケを入れて笑いを生んだり、振り付けをしてみたり、メンバーに紛れてみたり。笑
TAKAHIROさんとのコラボでは、ダンスの世界観の邪魔をしない、美しいハーモニーを聴かせてくれました。
主役にもなれるし、誰かを引き立てたり、盛り上げたりすることも自由自在にできる。そのレパートリーもたくさんある。これもこの日がデビュー12周年の、豊富なアイドルとしての経験の賜物。
そして、常にファンだけでなく見ている人全てを楽しませようとする、愛と覚悟をもったプロアイドルの鑑の様な行動だったと思います。
今、この状況で、パフォーマンスで、行動で、更に愛されるセクシーたちは自慢の推しです。
自ら選んでアイドルになった人たち。
よく聞く、事務所に入ったきっかけ。
「◯◯◯が勝手に履歴書を送って…」
「◯◯◯に受けてみてと言われて…」
それは親であったり、兄弟姉妹であったり、近所の人やクラスメイトや友達であったり。
しかしセクシーたちは、自分で選んでこの世界に入ってきたんですよね。
それがアイドルとしての意識の高さとプライドにも繋がっているように感じています。
嵐に憧れ、嵐になりたかった風磨くん。
同い年の山田くんがみんなを笑顔にしているのを見て、俺も行かないと!と思ったケンティー。
HeySayJUMPの大ファンで、バックダンサーになりたかった聡ちゃん。
卒業したマリちゃんも、大震災の年、周囲から止められる中、多くの人を幸せにしたい、とドイツから1人で日本に来ることを選びました。
勝利くんだけは唯一親子丼につられて(笑)オーディションを受けていますが、初めて「生で見たエンタメ」であるEndless SHOCKに強い衝撃と感動を受け、光一くんにももう飽きただろ、と言われるほど何度も通いつめ、自分もいつか…と憧れ、この道で生きていく決意をしました。
彼らにとって事務所は、憧れの場所であり、夢を叶える場所であり、そこに所属していることは彼らの誇りであると感じます。
親友、仲間、尊敬する先輩たち、かわいい後輩たち、そしてメンバーと出逢った場所。
ケンティーなら重岡くんと岩本くん。
風磨くんは樹くんを筆頭にSixTONESのみんな。
勝利くんは岸くん。
聡ちゃんは大橋くん。
唯一無二の親友たち、同じ時代に切磋琢磨した仲間たち。
ケンティーなら東山さん。
風磨くんは翔くん。
聡ちゃんは桐山くん。
勝利くんは光一くん、相葉くん。
その他にも書ききれないほどの尊敬する大好きな先輩たち。
そして、自分たちに憧れてくれるかわいい後輩たち。
セクシーたちは、グループ外の交流についてもよく話題にしていて、繋がりを大事にしているのが伝わってきます。
また、退所した方の名前もよく出します。特に、風磨くんが。
彼らの青春の場所であり、大切な人たちと出会えたかけがえのない場所なんだとしみじみ思います。
そして何より、大切な"運命共同体"であるメンバーと出逢えた場所でもあります。
(※"運命共同体"は聡ちゃんが記念日にブログに書いてくれた言葉です。)
この先、どんな形になったとしても。
彼らがコツコツ真面目に培ってきた経験、人脈、手に入れた技術、仕事への姿勢、そういうものは変わりません。
努力してきたことも、楽しかった思い出も、誰にも奪えないし、消えません。
私が好きになったのは事務所に所属していたからではないけれど、事務所に所属していたからこそ今の彼らがいるのは間違いなくて。
その事に心から感謝しています。
この先どんな形になったとしても、大好きな人たちを、誇り高きアイドルのSexy Zoneを
これまでと同じように、いや、これまでよりも熱く、応援していきたいと思います。
セクシーたち、今日も、アイドルでいてくれてありがとう。
いつも幸せをくれる貴方たちの幸せを、これからもずっと、心から願っています。
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