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親子っていいね。親子って素敵だね。〜森のなかの小さな幼稚園で〜

先日、ご縁があって
子育てセミナーの講師として、市内にある幼稚園に
お邪魔させていただきました。

森の中にある小さな幼稚園で、
先生方と保護者の皆さんが一体となって
こどもたちの成長を見守っている、とっても素敵な子育て空間でした。

今回は、布専用の絵の具を使って、野菜のスタンプで
エコバックを作るという「親子制作」のお手伝いをさせていただきました。


講師といっても、わたしは材料を用意するくらいで、
アーティストは、参加してくださった親子さんたちです。

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好きなお野菜や好きな色の絵の具を選んで、
皆さん、それぞれ、親子でじっくりと向かい合って
作品作りを楽しんでくださっていました。



野菜を手にとる小さな手に、
お母さんの優しい手を重ねて


そっと。ぎゅっと。ぱっと。


手を離して
スタンプの色がついているのを見たこどもさんが
お母さんの方を見て『できたよ!』と笑顔になり、
それを受けたお母さんが『できたね。』と笑顔を返す。


あぁ…なんて素敵な光景なのでしょう。


こどもがひとりで挑戦するのも
とても良い体験になりますが、

たまにはこうして、親子でやってみると
いろんな親子の姿を見ることができて楽しいです。


お母さんが、アシスタントになって色を塗ってあげて、
こどもさんが受け取って作業をしている親子さん。

思うようにいかず、
「あ〜!もう!」となっているこどもさんに
「いいよ、いいよ、すごくいい!」と
フォローをするお母さんもいれば、

「あ〜!お母さんはもっとこうしたいのに!!」と
お母さんの方がセンスにこだわりをもっていて、
こどもさんが「いいの、いいの!」と言っていたり。笑

こどもさんは、そのうち飽きちゃって
お母さんが仕上げようと一生懸命になりながら、
「ほーら!帰っておいで!」と呼んでいたり、

親子とも黙々と集中して
最後まで夢中になっている親子さんもいたりします。

(例にあげているのは、今回の親子さんの姿に限らず)


いろんな親子さんがいて
いろんな親子さんの姿があって
どんな形も、どんな姿も、オールオッケーなのです。


どんな仕上がりでも、失敗なんてありません。


こうして、親子で向き合って
ひとつの作品を作ることによって
生まれる会話やかかわりがあって
そこには、きっと、新しい気付きや感情が出てきます。


「こんなこともできるようになったんだな」と成長を感じたり、

「案外、作りものをするのが好きだったんだ!」と気付いたり、

「今日は、こんな気分なんだな」と、その日のこどもを感じたり。

終わってみると、その日、そのときの、
お母さん自身の感覚にも変化があるかもしれませんね。


保護者1名の参加で
この日はお父さん参加はありませんでしたが

こうしてお母さんが、我が子に寄り添って、
「世界にひとつだけのオリジナルバック」を作り上げる素敵な時間にご一緒できたこと、
このような機会をいただけることが、本当に嬉しく、
シアワセなことだなぁ…と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

このエコバッグを持って
お買い物のお手伝いをしてくれている姿を想像して
またホッコリとなります。

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そして
この活動の前の時間は「保育参観」だったのですが、
最後に、
先生方と元気よく大縄跳びをしていたお母さんたち。

え?お母さんたち?

そう!お母さんたちが!です。笑

先生たちもお母さんたちも、
とってもとっても明るく素敵な笑顔でした。

この姿は、こどもたちへの良い刺激となって
午後からは
こどもたちが、お母さんたちに負けないぞ!と
大縄跳びに挑戦して、盛り上がっていたと聞きました。

自分のお母さんが
お友だちのお母さんや大好きな先生と
笑い合っている姿を見たら、
こどもたちは嬉しいですよね。

どんなに大きなチカラになるでしょう。


自然に囲まれた森のなかの幼稚園で、
我が子のように可愛がってくれる
心強い先生方に協力してもらいながら、
子育てできたら楽しいだろうなぁ〜と、
惜しみなく感激の拍手を送るわたしでした。

それを大きな愛で包んでくれているのが、
ここの園長先生です。
その素敵な園長先生のお話は、また次回にとっておこうかな。笑


今日も
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
♡ポチッ も、ありがとうございます!

では。またまたまね。     かぁかんでした。
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