朗読楽しい 習慣嬉しい

前回の記事に書いた「コツコツと努力する筋肉をつける」ための一環として、1日15分の朗読を始めました。
今日で5日目だから、一応三日坊主はクリアした笑

朗読はマインドフルネスに良いと聞き、普段から心がそわそわ多動で集中力がない私には、ぴったりかなと思って。
それに加え、ミュージカルをやっていたくらいなので演じることが好きだけれど、普段なかなか演技をすることがないので、朗読をちょっとした台本読みのように感情を入れて読むのは、いつかまた芝居をやる日が来た時の為の訓練になるかなと。
そういえば、小学生の頃、国語の授業の朗読は得意だったな。当時から演じることが好きだったのか。

今読んでいるのは、アダム・グラントの「GIVE & TAKE」というビジネス書です。
以前「期間限定で週5冊本を読もう!」と決めていた時期に読んだけれど、とにかく早く最後まで読み切ることを重視していたせいで、正直あまり頭に入っていなかったので、いい機会だから丁寧に読み直そうと思って、この本を選びました。 

「ビジネス書」と「感情を入れて読む」が結び付かないと思いきや、そういう本だからこそあえて、聴いている人に伝われ!という感覚で、丁寧に、抑揚を込めて読むのはなかなか楽しいです。

朗読をする時は、テレビや音楽、時にはエアコンの音も消し、集中してちゃんと本に向き合う、言葉をはっきり丁寧に発音する、ただ声に出すだけではなく内容も理解する、という意識でやっています。
15分のタイマーが鳴るまで、「今何分だろう?」とか考えずに、ひたすら朗読に没頭する。やっていることは瞑想と同じで、まさに「マインドフルネス」という感覚です。
終わった後、とても気持ちが穏やかというか、爽快というか、頭がスッキリした感覚になります。

そして、これは一昨日の朗読中に気づいたこと。

いつものように朗々と読み進めていたけれど、前日と比べて妙に口が回らず、集中できない感覚がありました。
脳梗塞の前兆で口が回らなくなることがあったよな…と不安に駆られながら15分読み終えたのですが、冷静に考えると、ちょっと前にロキソニンを飲んでたんですよね。
調べたら、ロキソニンを飲むと口が乾くらしい。だからスムーズに動かなかったのか。

この「ロキソニンで口が乾く」という副作用は、この時に初めて知りました。
もしかしたらこれまでも、ロキソニン飲んだ後、無意識に水分を多く摂っていたのかもしれませんが、全然意識したことがなかった。
「同じ条件で朗読を毎日続けた」からこそ、他の日との感覚の違いに気づけたのでしょう。

そういえば、コロナ禍のかなり初期に、阪神の藤浪投手が感染の可能性に気づいたのも、「毎朝飲んでいるコーヒーの味が違った」ということがきっかけでした。
「コロナで味覚異常が出る」という疑惑が初めて話題になったのが、この時の藤浪選手きっかけだったと記憶しています。

毎日続けている習慣があると、行っている時に「何かいつもと違う」と引っかかり、そこから心身の異常に気づける可能性が高くなるんですね。
ルーティンがある人達には当然の事実かもしれないけれど、これまで意識的なルーティンもなく雑に生きていた私にとっては、新鮮な驚きでした。
これは嬉しい。思わぬ良い副作用でした。

「雑に生きている」私ですが、この朗読をきっかけに、他にも自分の中に良い習慣を作ることができたら、ほんのちょっと人生が好転するんじゃないかと思っています。

しかし、私、漢字読めなさすぎ。
そして、目に入った文字ではなく、勝手に予想して読みすぎ。
もっとマインドフルネスに。コツコツと頑張ります。

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