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くるくるあくる日ひとことくる日 #22 アイ・ラブ・time's 浪費


 こんな僕でも割とちゃんと仕事のための勉強とかをすることがある。スキルだけを知りたいのならビジネス本、考え方を磨きたいなら自己啓発本、資格的な勉強がしたいなら教本。それくらいの分別はついている。

 しかし、一番仕事にコミットするのは全然関係ないことに打ち込んで、その時に「仕事でもこうすればいいのかな?」みたいなパターンだ。

 例えば物書きと楽器(ギター&歌)はすごく頭が整理される。考えてること、それに付帯して生まれる感情を発散できるので、その中で残った大事なところが抽出される感じ。

 後最近だと麻雀。役を作りつつ、半荘を勝ち越してあがるには周りの心理状態を推察して……それが「自分がこう考えて組むけれど、周りはどうだろう?……やっぱりそう考えるよね。大きく外してないな」みたいな感じでハマってくるプロセスが非常に仕事にも役に立ってしまう(必ずしも役に立つといいたくない。遊びは遊びだからね)。

 上記はアウトプットから新しい発想型だけれど、本を読むのも最近また大事にし始めている。小説もそうだけれど、ハムスターを飼育した過ぎて飼育本を読んだ。飼育の方法はバッチリ書かれているのは当たり前として、何故そうするのか?――そこには、ハムスターの生理学的な生活体系を根拠に書かれているので、とすれば人間との違いも必然と考えられる材料になるので割りと自己理解に繋げちゃってる。○○時に眠くなるのはごはんを食べてから約××時間後が多い、とか。その一般論てきなデータから自分はそれと比べるとこんくらいだなーみたいなね。

 ともあれ、そんなことに一日かまけていると画像のドラえもんみたいに気が付くと夜だった!となって寝るか!となる。

 見かけ上好き勝手やって過ごしただけなので浪費と呼ぶのかなーと思った。僕的には最高の時間。

 役に立たないこともあるから、なんか変な焦燥感に襲われることもあるんだけど……。

 少なくとも僕にはこんな過ごし方をしてしまう人の気持ちが分かるので落ち込まなくていいよという謎のメッセージを発信したくなったのだった。

 

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