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AOE2DEのチーム戦・アリーナ城寄せ戦術

この記事の内容はTogetterで以前にまとめたものの再構成です。

概説

アリーナ城寄せ戦術(Castle Drop)とは、AOE2DEのチーム戦の戦術の一つで、城主in直後に敵陣の壁際に城をいきなり建てるものです。相手は死ぬ。
こちらの「上達段階」についての記事でAOE2にも「定石」や「ハメ手」がある……ということをほのめかしましたが、これもその一つとなります。ビルドオーダーについては後半をご参照ください。
おすすめ文明: フランク、インカ(城コスト低)、ポルトガル(ユニークユニット強力)、スペイン、シチリア(建造速度◯)、ポーランド(石を掘ると金も入手可)など

ミニマップで見る「どの位置に城を建てるか」

どこに城を建てる?

上の画像では、プレイヤー(青)は①の位置、オレンジの正面側に城を建てました。味方後衛(緑)が②付近を制圧しているのもあって、オレンジの逃げ道を塞いでいます。
基本的に、敵陣を早めに偵察した上で、石が敵陣の手前側にあればその近くに建てると良いです。城の建て返しが難しくなります。金は陣地内に2箇所あるし、城主in後のタイミングでは果実の木に対する依存度は低いはずなので優先度は低下します。
下の画像は「対角型」なので④の位置は高リスク。③の位置に建てました。

「対角型」の配置なら無理せず自陣寄りに建てる

城寄せ後の戦術

・2個めの城を建てる……抵抗が弱ければ門や壁の一部を城の矢や爆破工作兵で割って、相手の初期TC近辺に2個めの城を建てます
・ユニークユニット(UU)を出す……弓系のUUを持つ文明で特に有効
・敵陣の前で石や金を掘る……自陣の資源を温存できる、農民を内政地に戻す時間が省ける、前線で小屋を建てやすいなどのメリットがあります
・城を建て返された……城同士の矢合戦がしばらく続きますが、城の維持にはこだわらず内政の遅れを取り戻していきます
・奥に壁を張られた、射程外に城が建ったなどでこれ以上侵攻できない……城主軍では突破力に限界があるので、帝王inの時間で遅れないよう内政に力を入れます。先に遠投投石機が出せれば勝ち。

ビルドオーダー

25+2(農民合計26人)即城主・城主in後に機織り
※ただしポルトガルやモンゴル、エチオピアやリトアニアといった序盤に強力な内政ボーナスのある文明では農民を2~3人減らすことも可能です。詳しくは個別のオーダーを参照。
普通の領主内政で農民19人まで出す
……6羊4木こり1イノ引き4果実(家x2)、その後、肉と木こりに追加
※斥候は索敵に使いたいので、鹿を早めに寄せて狩る。2匹目のイノシシは鹿肉の残量もみながら適当なときに引きます
・鹿の頭数にもよるが畑は木が溜まりしだい2~4枚張る。
最後の5人を石3人、金2人と振り分ける
~領主in~
後に市場と鉄工所を建て、資源売買無しで城主押し
領主で出た農民2人は石。650に届かせるためには合計5人でぎりぎり間に合う。ただし敵陣前まで移動する時間を加味して少し増やしても良い
・城主進化中盤あたりで最低7人程度の農民を移動させ始める
~城主in~
機織りを押す
・2個めの城を建てるつもりなら石掘り継続、そうでないならTC1~2個分の石を確保したら木こり→TC増設→畑

注意点

相手が兵を出していると農民は容易に全滅します。機織りを入れるだけでなく、城を建設する農民を門や柵で一時的に囲うのが大事。味方の軍が出ていればフレアで呼んで守ってもらう。
後述の「対策」を敵が取ってきた場合、あっさり建て負けたりします。相手が弓兵を出していたり、壁の内側に城を全力で建てたりしているときには潔く撤退を。

城寄せをされた時の対策

・城を建て返す……①城の建造速度で勝てそうなら相手の農民が射程範囲に入るように建てる ②そうでないなら、城の矢同士がギリギリ届く位置に建てる
・壁を内側(城の射程範囲外)に張る……内政地が凹みますが、仕方ない
・横から脱出して反撃する……最後の手段
だいたいこの3つになります。他に、壁の外に3マス間隔で柵を置いておき、城を建てづらくさせる防御方法があります。相手に城寄せの気配を感じたらそういう手もあります。
城寄せの気配……領主の時代に相手が石を3人以上で掘っている、相手がポーランドやインカ、フランクなどの↑の「おすすめ文明」を選択している等

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