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10章の登場人物+α (1)

例によってメモ的なものですが、置いておきます。だいたい名前が出てきた順です。メインキャラ以外の年齢やレベルは変更することがあるので、目安です。
ネタバレ的な内容は置いていません。端役の生い立ちやエピソードは軽いものは置いていますが、これもメモ的なものです。

●〇=主要人物・暫定的な仲間・幕間の主人公
※=名前は出てるが会っていない人物|(今章で)
■=用語


● 田中大地(タナカ・ダイチ)LV280 …… 30歳。MMORPGゲーム廃人のサラリーマンだったが、ある日にホムンクルスとしてバルフサの地に転生した。銀竜のインと、ダークエルフの姉妹と旅をしている。目的は、「自分の出生のあらましを知ること」「ダークエルフの姉妹を故郷に送り届けること」と、「世の中を知ること」。他にも「転生者と会うこと」「姉妹を鍛えること」「金策や金の管理をどうにかすること」などもある。

相手を痛めつけることの苦手意識から、意図せず異様に回避に長けた武術家になっている。使役魔法の才能もあり、《魔力弾マジックショット》の利便性が高かったことから、よく使うように。
また、赤竜のジルをクライシス由来の氷魔法の《凍久の眠りアイタム・ソルム》で倒したのを契機に、意図せず“八竜”のリーダー「氷竜」として襲名することになった。

※10章のダイチ一行
結果的に目立った負傷こそなかったが、七竜の一柱らしい壮大な戦術や自身のよりよい戦い方に始まり、七竜そのものへの疑惑、創造主ユリウスなる存在、その企みについてなど、ネロとの戦いはダイチに様々なことを教えた。しかしネロもインも、明日にはダイチをフリドランで要人と会わせるつもりだという。色々と納得がいかないものだが、ダイチは「穏やかな現状」を変えたくなかったこともあり、ネロたちの画策について流されるままに目をつぶり、出立の準備を進めることにした。

● 銀竜|(イン)LV105 …… 1210歳。七竜のうちの一柱。ダイチを発見したあと、旅に同行することになった。人化して10歳程度の年齢になっている。容姿のレベルはダイチ曰く、ハーフの超絶美少女の幼女。ただし、コスプレ寄り。魔法のスペシャリスト。肉と食べ物に執着し、ダイチに対してよく母親ぶる。

● ディアラ・トミアルタLV23 …… トミアルタ家の長女でダークエルフの少女。28歳だが、外見は中学生程度。褐色肌+金色がかった白髪+紫瞳。槍が得意で、鍛錬好き。ヘルミラほどではないが、魔法も使える。

● ヘルミラ・トミアルタLV20 …… トミアルタ家の次女でダークエルフの少女。姉と容姿はほとんど変わらないが、姉よりも性格はおとなしめ。魔法が得意で、ダークエルフが得意とする幻影魔法をはじめ、色々と使える。弓も少々。

〇 赤竜|(ジル)LV107 …… 1452歳。七竜の一柱。火系の魔法やブレス攻撃が得意。人化すると、オレンジ色の髪、赤目の妖艶な美女に。ヒステリックで高飛車だが理知的な面もある。近頃は氷竜ならびに八竜全体の衣服デザインのために時間を割いている。

〇 黒竜(ゾフ) …… 七竜の一柱。空間魔法が得意。人化すると、ゴスロリ+目隠し+付け角という際立った個性の持ち主。主に空間魔法の|三次元空間創造《クリエイト・スリー・ディメンション》によりダイチと七竜たちを助ける。

〇 緑竜|(ネロ)LV106 …… 1398歳。七竜のうちの一柱。亜人連合国家フーリアハットを主に守護している。緑色の表皮と植物をまとった竜であり、人化すると緑髪緑目で天パの青年になる。植物魔法と風魔法の大家で、状態異常の解呪に関しても右に出る者はないとされる。奔放かつ残酷、かと思えば急に賢者然とした言動を見せるなど、ダイチは苦手意識を持っている。

〇 アレクサンドラ・ファヴニルLV31 …… 25歳。商人の娘で、ケプラ騎士団の女性団員。茶味がかった金髪・青目。眼差しに不安をかきたてられる系の女性。騎馬が得意。盾も扱えるが、双剣使いでもある。団員の中でも実力派。《戦気察知》がある。ダイチの恋人。

〇 ジョーラ・ガンメルタLV75 …… 20代の見た目だが、実年齢は45歳のダークエルフ。<七星の大剣>は槍闘士の隊長。櫛の通らないほどごわごわした赤い長髪に紫目、褐色肌。スタイルがよく胸が大きい。きっぷのいい姉御肌だが、戦闘狂な面もある。晴れてダイチとの思い出が作れたが、本人は眷属化のことは知らないし、ダイチが悩むことになったことも知らない。

〇 エリゼオLV37 …… 30歳。<ランク3鋼>の攻略者。意外と純朴そうな顔で、ダイチ曰く淡泊系ハンサム。ぶっきらぼうだが、人情がないわけではない。大剣使いであり、フランベルジュ、フリクトベローなどの魔法道具も所持しているやり手。故郷はドワーフ国ガシエントであり、故郷に帰るまではダイチたちの旅路に同行することになった。

< 旅支度編 10-1~11 >

・マグドルナ(・ラディッツ)LV24 …… 27歳。焦げ茶髪・緑目。金櫛荘の使用人の一人。清純派系(優しげな雰囲気)。少しうねっているストレート。側部の髪を結って後ろにまわしている。担当は屋敷内に設置した魔道具の管理・調整、専任の魔導士たちとのやり取りなど。勧誘の毛がなければよく接待の場にいる。母はルートナデルの名家ラディッツ家の息女だが、縁は切れている。ダイチから魔法の腕を見込まれて、ヘルミラの魔法の指導を担当している。
※ウルスラ・デッカートLV63 …… 魔導賢人ソーサレスの副官。黒髪で波打つロングヘアー、オレンジ目。ヴァッサーレーベン王立学園に10歳の頃から特例で在籍し、子供の頃から魔法の才が優れていたこと、13歳で既に縁談があった逸話などがマグドルナにより語られた。
・ガボールLV31 …… 攻略者。現在はパーティ《スカーレット・イーグルス》に所属。金髪短髪、暗褐色目、やや吊り眉で強面。ヒゲ濃いめ。首の後ろに大きな傷がある。<ランク3銅>。ダイチ曰く参謀風。
・ジェノスLV27 …… 攻略者。パーティ《スカーレット・イーグルス》に所属。短髪黒髪で、目と眉の間が狭い。小柄な青年。<ランク2鋼>。ダイチ曰くヤンキーっぽい。
・ミクローシュLV30 …… 攻略者。パーティ《スカーレット・イーグルス》のリーダーで寛容な性格。茶髪、撫でつけ髪、平らな眉、輪郭に沿ってヒゲ。両腕に傷がある。体格はいいが、射手メイン。<ランク3銅>。
・ウィノーナ …… ケプラギルドの女性職員。鑑定士で、古物や魔法道具マジック・アイテムの鑑定を行うベテラン。古物鑑定。インテリ肌のお局職員。2人の子供がいる。旦那はとある商家で家庭教師をしている。
・レナックスLV12 …… 23歳。茶髪で好青年風。ケプラギルドの若い職員の一人。読み書きも出来れば計算も速く、喋りも悪くないので、職員から気に入られている。若い職員。事務・手続きなどを中心に学び中。
■バルシュミデ領 …… ノーディリアンを南下した土地。ノーブルサン湖で毎年行われる水鳥の狩猟大会は有名。
※コルドゥラ・アンゾルゲ …… 51歳。中流商家アンゾルゲ家の三女で、ラズロと市長から頼まれたこともあり、料理店を経営している手腕を買われてケプラのギルドにも所属している。本業に家の仕事があり、時々不在。アンゾルゲ家は狩猟用の道具やノーブルサン湖の魚や鶏肉を取り扱っている。年齢相応に落ち着いてはいるが、ラズロをからかう時には表情をほころばせる。ラズロに惹かれていた時期があったが、家で縁談が持ち上がると、すっぱりと諦めた。ただ、現在は未だに未婚のラズロをからかうのが楽しい。他の貴族と同様に貧乏人を嫌い、貧民通りには近づきたがらない。
・ファビアン …… 満腹処の店主。天パ気味の黒髪、白髪交じりの濃いヒゲ。眉間は深めで、いかめしい顔立ちだが、気は強くない。ウィノーナとは長い付き合いで、若い頃は親密だった時期がある。既婚者で3人の子供がいる。1人は病死した。9・10章ではダイチに冷やしビールの特許の打診をし、店の売り上げが上がるのを期待している。
※ラズロLV22 …… 48歳。ケプラのギルド長。黒髪で鼻が大きめの黒人風味の顔。専門は討伐関係と鍛冶、皮革方面。ギルド長らしく、見た目で態度を変えない人として、ダイチの印象は◎。
・ガルソンLV24 …… 62歳。アマリンの武器防具屋の店主。妻帯者で、とんがったヒゲが特徴。武器鍛冶であり、甲冑工房の統括も行う。ダイチ一行とは親しい。元々はガシエントはタジサンガスのそれなりの腕の鍛冶師で、ヘッドハンティングに承諾してケプラにやってきた。ちなみに店の名のアマリンとは娘の名で、夫妻で可愛がっている。
・ゼイアー・マクイルLV11 …… 54歳。金櫛荘の支配人。それなりの歳だがまだまだきびきび動けるホテルマン。戦闘センスは昔からなく、戦闘訓練は今では健康を維持するために最低限のみ。勤続35年になるベテラン。31歳の息子がいて、ノーディリアンで貴族向けの家畜の世話をしている。ダンテに支配人を譲ることを検討しているが、今のところはダンテにその気はないようで残念に思っている。
・イルメラ・バルリングLV35 …… 37歳。バーデュゴ子爵夫人ハイデマリーの私兵団「紅花の槍」の団長。バーデュゴ子爵の騎士家バルデリング家の娘。ディーター伯爵ないし王家への点数稼ぎのためにセティシアに派兵されることに。ベルナートとは一度一緒に戦った仲。前バーデュゴ騎士団副団長と結婚したが、子が出来る前に死別した。以来一度縁談があったが、会う前に破談になった。左頬に傷があり、右耳の耳たぶが削れている。耳たぶを隠すため、なるべく側面の髪は下ろしている。
・シルヴェステル・グライドウェルLV29 …… 27歳。茶髪灰色目。グライドウェル家の11人いる子供の1人で、ケプラ支部を担当している。愛称ステル。タチアナとは腹違いの兄妹で、魔族の血はない。9章に引き続いて10章もダイチたちの旅支度の手伝いをする。
■ドラゴンフット …… キノコの一種。笠の形が鋭くとがり、竜の足に見えることから。
■イルイェク楽団 …… ケプラにやってきた楽団の1つ。活動を始めてから2年ほどの新しい楽団だが、歌手や奏者の実力は高い。ケプラでは音楽の他、猫語で歌うというユニークな演目を披露した。支援者にはノルンウッド子爵とエリクール子爵があり、新たにダータン男爵も加わった。
・モーリッツLV12 …… 51歳。イルイェク楽団の団長。道化師のような恰好をしているが立派な歌い手で、美声の持ち主。かつてはムニーラの宮廷楽師の一員として活動していた時期があり、アマリアでは歌唱隊に所属していた。
・ダータン男爵 …… 54歳。イルイェク楽団への支援を申し出た貴族。
※レヴェンテ・イル・バーデュゴ子爵 …… 私兵団に「バーデュゴ騎士団」と「紅花の槍」がある。「紅花の槍」は領内にいる時には子爵夫人の護衛をしている。
・カーミタLV29 …… 28歳。バーデュゴ子爵夫人であるハイデマリーの私兵団「紅花の槍」団の副団長。現在はセティシアにて増援として派兵されている。フィッタ民のイドニアと顔立ちが似ているが、繋がりはとくにない。髪は撫でつけて、胸元までの髪を三つ編みにして前に垂らしている。男は元より女すらも寄り付かない苛烈な性格だが、ハイデマリーから勧められた三つ編みを毎日結わえ続けている一面もある。
・エーディトLV25 …… 25歳。紅花の槍の団員。男っぽい顔立ちでハイデマリーからは男の役者もできると言われている。4人の中では一番髪が短く、肩くらいまでの長さの髪を無造作に垂らしている。常識人かつ冷静。恋人がいる。
・ティアナLV26 …… 26歳。紅花の槍の団員。魔法が使える。4人の中で顔立ち・性格ともに女性らしさが強く、カーミタが暴れた時はいさめ役になることも。元々バーデュゴ家の召使いだったこともあり、忠誠心は強い。髪はセンターパートで後ろは網目状の髪留めでまとめている。男嫌いというか、バーデュゴ子爵家にいる男たち以外の男には興味がない。
・ネリーミア・アダプターLV38 …… ケプラ市内で魔法道具屋を営む女性。藍髪の青目+メガネ。淡泊な性格で、ダイチは同僚の小林君を彷彿とさせていた。元魔導賢人ソーサレスの副官で水魔法を得意とする魔導士でもあり、ときおり戦いの応援に行くほどには実力がある。インはネリーミアが、自分たちが七竜に所縁のある者だと勘づいたと察した。
■霧氷花、ハクアレンゲ、スノータイム …… ガルロンドに生息する種で、花を咲かせる。
・ペイジジ、ウルムル、ヤントット …… 竜人族ドラゴニュートで、青竜の眷属たち。フリドランでの公務に際してダイチの着付けに来た。ペイジジとウルムルはズググ村の出身であり、ダイチとはジルの時の気付け時に顔なじみ。ヤントットはクルグムの出。


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