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私の行きつけ東近美

中平卓馬展/東京国立近代美術館
行きつけすぎて、今後は特別展以外ネタにしないと思う。こんにちは。

なんか、特に書くことないかも。ここでしか見られないものは沢山あるし,ここでしか見ることができない特殊性を帯びた作品もここにはある。
東京に用事があれば必ず立ち寄るし、ここを目的にも行動する私の行きつけ。

あ、この写真知ってる。
中平卓馬です。この脂と汗臭い、ヤニ臭い時代にあって、それが隠すことなく撮ったイケてる写真。角度ついて撮っているのは反射しちゃうから。

ただ、近代の幅が広がりすぎて困惑している自分がいますが、私が単純に歳をとっただけ。

「氾濫」 んー、解説はしません。東近美のYoutubeみるといいよ(投げ捨て

「」の使い方間違ってたらごめんなさい。写真資料は、こうやって使ってるけど…間違っていたら教えてください。

端々までフォーカス当てているのってすごい。ありきたりな構図ではあるけども。

常設行きます。

《行く春》川合玉堂
疲れていたのでソファーに座ってしばらく見ていました。春になるとよく展示されています。
近くで見ると胡粉の盛り上がりがわかりますね。

桜を題材とした作品を言えと言われると,実は少ない。梅はいっぱいある。桜で顕著といえるのは、《醍醐》奥村土牛だろうか。山種美術館蔵。
山種…の性格が分かれば山種網羅できます。

《桜を見上げてⅦ》日高理恵子
開花宣言を待ち遠しい人も多くいると思います。咲かない桜の木に不安を感じていたりしませんか。そこに、儚さを感じたりしませんか。 美しさとは…と、投げかけてくれているいい作品。

長く語れますが、ギュッとしてギュッとします。この並びは、恐らく意図的です(勝手に思いめぐらしているかも)。この前後もあるのですが…。
この展示室で見れて嬉しいのは《Y市の橋》松本俊介です。見れました。俊介ファンなの。

日本画の展示室が芹沢圭介一色になってました。芹沢圭介は染色家。写真はカレンダーです。芸術的というか、染色はここまでできるんだぞって大きく知らしめた人。絵は原則?として線で構成されていますが、それを染色で表した人。かっこよい。

東京にいれば、時間を狙って足繁く通いたい美術館。個人の好みによるのだろうけど。
期待せずに行ってほしい。何か一つ気になる作品があれば,それはあなたの財産になるから大事にしてほしい。

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